遭遇
ミニマム爆弾×8に白い宝石×2を投入して、ランクDリサイクルを……って必要なのは9個だけだったな。じゃあ宝石は一つだけにしよう。
ちゃぽちゃぽと音を立てながら、私は爆弾と宝石を井戸の中へと放つ。
ランクGのリサイクルでも、結構いいアイテムがゲットできた。ランクDのリサイクルになれば、もっといいアイテムが手に入りやすくなるはず。これは結構期待できる。
一体どんなアイテムが入手できるのかな?
やっぱり戦闘用のアイテムかな。強力な爆弾とか、破壊力抜群の武器とか。それらが手に入れば、これからの戦闘に役立つな。
もしくは移動用のアイテムとか。自転車とかが手に入れば、これからの旅がだいぶ楽になる。
あっ! 何かが浮かんできた。
出てきたのは、黒くて細長い物体。先っちょがとんがっている。これは一体なんだろう。
小型ミサイル ランクD: 破壊兵器。対象に大ダメージを与えることが出来る。
わあ! これミサイルだったのか……でもランクがそのままなうえ、一つだけしかない。どうやら外れみたい。まきびしまでは良かったのに……
悔しい。次こそは! 今はもう交換してもいいアイテムがない。でも、次リサイクルショップに来た時には絶対いいアイテムをゲットして見せる!
次に行く場所は……今はもう戦いたい気分じゃないし、森林で漆狩りでもしよう。
三つ目の町 森林にて
「見て! クロメ。いろんな種類の木があるよ♪」
「コ~ン♪」
「ほんとだ。あちこちで違う風景が見えるよ」
ロナイト君が言っていた通り、変わった木がいっぱいある。白くて細長い木が集まっている場所があったり、とても太くて大きい木があったり、本当に様々だ。
周りを見渡しても緑一色ではなく、白や黄色、赤など、様々な色に包まれている。森林とは思えない光景だ。
とにかく木に触りまくって、痒くなる木を探そう。
茶色くてツルツルしている幹の木、黄色くてざらざらしている幹の木、ピンク色でふわふわしている幹の木など、様々な木を触ってみたものの、手が痒くなる気配がない。
「ぐぅぅわぁあああおおお」
ん? 遠くから何かが聞こえてくる。嫌な予感がするよ。でもまあいいや、このまま痒くなる木を探そう。
んん~どこにもない! 全然痒くならない! この森林の中に、漆の木はあるのだろうか?
「だれか! 助けて!」
突然遠くから声が聞こえてくる。何か焦ってるみたい、どうしたのかな?
「ぐぅううわあああお」
助けを呼ぶ声があった方向から、唸り声が聞こえてくる。もしかしたら誰かが襲われているのかも?
「助けて~」
はっきりと人の姿が現れた。少し目の細い、生気のぬけたような顔をしている男性だ。私たちのすぐ近くまでやってくる。
「怪物がぁ! 怪物がぁ!」
怪物に怯えながら、私たちに助けを求める男性。……女の子に助けを求めるのか。
「ぐぅをあああああ」
怪物が視線の奥に映った。ものすごい勢いで四足歩行をしている、少し大きめの怪物がこちらにやってくる。こうなったら。
「電気により作られし膜よ、私を守れ」
「シールドルーム!」
魔法を唱えると、電気の膜が私たちの周りに展開される。電気に向かって突進してしまった怪物は、痺れによりおかしな動きを取った後、気絶する。
今回は攻撃を防いでから電気の膜が消えるまで、少し時間がかかった。この魔法、成長しているみたい。
「ありがとうございます、キツネさん」
「あ、申し遅れました。私は非リア工業所属、ハネストと申します」
こんなところに、非リア工業の人が。
クロメの能力アップ
魔力 2up 25→27
クロメ(召喚士) HP10/10 240コイン
筋力:16
魔力:27
対話:25
知能:31
器用:32
機敏:18
所持アイテム
ランクG
石×41 砂×35 土×34 赤い岩×13 黄色い岩×40 木の弓、汚い液体×2、万能蛇口
ランクF
遠心分離機
ランクE
万能鍋 カニ チーズティー×7
まきびし×3 : 小さくてとげとげ。逃走の手助けになる。
ランクD
白い宝石×1
メロン : 甘くておいしいメロン。高く売れる。
小型ミサイル: 破壊兵器。対象に大ダメージを与えることが出来る。
ランクC
職人の筆
:持ち主とともに成長する筆
金神球
:神秘的な球体。投げると一定時間光る。効果が切れると自動的にアイテム袋の中に戻り、再度使用が可能に。不思議な力を秘めている。




