良いアイデア
「カオリ~ン、3つ目の町まだ~?」
「コォ~ン……」
私達は、似たような風景の道を歩き続けている。特に面白みのないありふれた道なので、長時間歩くのは結構きつい。
同じような道に飽き飽きしてしまった私は、カオリンに残りの道を尋ねることにしたのだ。だが、彼女の口からは、予想外の言葉が放たれる。
「もう三つ目の町だよ♪」
三つ目の町だって! 似たような景色だったから、全然気づかなかったよ。
三つ目の町に着いたのなら、色々な木の情報を入手したいし、非リア工業についても知りたい。
通行人に色々聞いて回ろうかな? でも人から情報を貰うのは飽きてきたんだよね。
それに、これから私が訪れることになる戦いの国やお菓子の国には話の通じない人も多そうだし、今から人に頼らずに情報を集める手段を入手したいところ。
でも、人に聞かないで、どうやって情報を集めればいいんだろう?
人に聞けばすぐに答えは返ってくる。そうすれば簡単に情報を集められるけれど、それじゃあいつまでたっても私の情報収集力は成長しない。でもどうすれば……
私はあれやこれやと考えてみるものの、なにも思い浮かばない。いいアイデアを思いつくことは大変であることを実感する。そんな時、カオリンが私の様子に違和感を感じたようだ。
「クロメ? 何か様子が変だよ?」
「いや~、ちょっと考え事をね。なかなかいいアイデアが思い浮かばないんだよ」
アイデアが思い浮かばないことを伝える。そして、そんな私に彼女はアドバイスをくれる。
「アイデアっていうのは、案外単純なものだよ。今ある情報を最大限利用して、その中で最適なことを考えることが出来れば、それがアイデアになるんだよ♪」
今ある情報を、最大限に利用すれば、アイデアに……
今、私が欲しい情報は、「様々な木」と「非リア工業」についてか。この二つについて知る必要があるんだよね。
このままじゃ何も思い浮かばないな。この二つを、もっと具体的にする必要があるね。
私がしたいことは二つ。様々な木の生えている場所にいき、漆を入手すること。そして、非リア工業に行き工場長であるキンジロウを倒すこと。
この二つを実行するために必要な情報は、「様々な木の生えている場所」と「非リア工業のある場所」についてだね。
二つに共通しているのは……場所について知りたいということだ。
場所について知るためには…………
「この町のマップを買えばいいじゃん!」
クロメの能力アップ
知能 4up 27→31
クロメ(召喚士) HP10/10 240コイン
筋力:16
魔力:25
対話:25
知能:31
器用:32
機敏:18




