ハワイアンの秘密を解き明かせ!
「私の生きがいは、違法な売買、自分の存在をアピールすること……そして流行に乗る事! 私の流行の力で、お前たちを倒す!」
ハワイアンは三つの生きがいを宣言する。それにしても流行の力って何だろう?
「これを見てみろ」
彼が取り出したのは……ピンク色のかわいらしいチョコレート。
「凄く可愛いチョコレート♪ 着色料で、色付けしたのかな?」
カオリンが興味を持ったようだ。目を輝かせながら、チョコレートを眺めている。
「着色料など、使っておらぬわ。これの名は、ルビーチョコレート。第四のチョコレートと呼ばれておる」
「第四の、チョコレート?」
「ああ。つい最近、正式に認められたチョコレートだ。甘酸っぱい味わいが特徴で、その見た目のかわいらしさから、若い女性たちの間で大人気。このピンク色は何と! カカオ豆から抽出されたものなんだ」
説明後、おいしそうにチョコを食べるハワイアン。
着色料なしでピンク色になるのか。さすがは第四のチョコレート。あれ? 彼、変なオーラをまとってるような……
「話に付き合わせてしまって済まない……いや、あざまる水産と言うべきか。さて、次は私の番だ。楽しませてくれよ、キツネ少女」
ハワイアンが短剣を持ちながら、見かけによらぬスピードで、私に向かって突進してくる
「そうはさせないよ……風の谷!」
カオリンが、魔法で彼の進行を妨害しようとするが、彼は足を止めない。
「今の私にそんな攻撃は聞かぬ、なしよりのなしだ。このまま行かせてもらう」
カオリンの魔法が、全然聞いてない? でも一回目の時はきちんとナイフで防いでいて、今回はノーガードで無傷だった。どういうことだろう……っていうかヤバい! ハワイアンがこっちに来てる。防がないと。
「電気により作られし膜よ、私を守れ」
「シールドルーム!」
電気の膜が私の周りに展開される。そして、電気に驚いたハワイアンの足が一瞬止まる。だが、すぐに彼は動き始める。電気の膜に、突っ込むつもり?
「ほう。それが例の電撃無効化の防御魔法か。なかなか強力な魔法だな。だが所詮ありよりのなし……私には効かん」
ハワイアンが電気の膜に触れる。すると、電撃が彼に襲い掛かり、膜が消滅する。だが、彼がダメージを受けることはなく、勢いそのままに私に短剣を振りかざす。
かわさなきゃ。でも私の足は動こうとしない。このままじゃやられちゃう!
「クロメッ! 風よ、彼女を守って!」
このままじゃ刺される、そんな時に、カオリンが私に魔法をかける。
カオリンの魔法により、私の体が少しだけ動く。よし! これなら短剣の軌道から逃れられる……ってええ! 軌道修正?
カオリンの魔法により、短剣をかわせたと思っていた私だが、ハワイアンには通用しなかった。
「コ~ン!」
スズネが彼に向かって水を発射するが、全然効かない。
「これでお前もおしまいだ。さらば、キツネ少女」
こうなったら、最後の手段!
「ファイヤーウォール!」
燃え上がる火の壁が私を包み込む。
ダメだ、失敗。魔法は暴走、そして火力もうまく出せなかった。もう私に手段はない。ここで切られてしまう。
ブシュッ
私は右肩を切られる。大ダメージだ。
あれ、右肩? 私、助かったの?
クロメ HP8→2
ひとまず落ち着いて、周りを見てみる。
少し離れたところにハワイアン。炎が消火されていて、空気がじめじめしている。
そうか! 水蒸気だ。私の炎とスズネの水、二つが合わさり水蒸気へと変わったんだ。突然の水蒸気に、ハワイアンは戸惑ってしまったのだろう。
水蒸気と言えば、二つ目の町で、スチーム美顔器の宣伝をよく見たな。肌の奥まで潤いが届く~とか書かれていた気がする。流行っているのかな?
ハワイアンのあのオーラ、ほとんどの攻撃を無効化していた。けれど水蒸気は無効化できなかった。これは、もしかして!
「今のハワイアンには……流行が有効かも!」
クロメの能力アップ
対話 1up 22→23
知能 2up 21→23
魔力 3up 17→20
クロメ(召喚士) HP2/8 240コイン
筋力:12
魔力:20
対話:23
知能:23
器用:29
機敏:17
装備:アイスソード(与ダメージ+5 氷属性攻撃 命中率+30%)
暖かいコート(被ダメージ-3 氷耐性30%)
スキル
召喚術 LV4 :モンスターを召喚でき、モンスターの秘めたる力を開放することができる。1度に2体までなら同時に召喚することが出来る。
気配察知LV1 :視線の範囲内で、人やモノの動きを読み取れるようになる。
分身囲みの術 :?????
スズネモード :ロマン技




