流れの男、ハワイアン
「がはははは! 面白いなお前。私と正面と戦うとは。よいちょまるじゃ。勇気は認めてやりたいが、お前はここで終わりだわい」
「あなた正気かしら? ハワイアンとまともに戦って、無事で済むと思っているの?
小太りの中年男性、ハワイアンは余裕そう。自分の力に自信があるのかな? アリスと呼ばれている女性も、ハワイアンの勝利を信じているようだ。
「お前のお望み通り戦ってやろうじゃないか。だが、この場所は戦いにくい。10階の倉庫にちょうど広いスペースがある。そこで戦おう」
彼は場所の移動を提案してきた。特に異論もないので従うことにする。
ジェットスキー団本部 F10 倉庫2
「いかにも倉庫って感じだね」
壁も灰色、床も灰色。そして広いスペース。程よい寂しさが、倉庫らしい。かなり広いので、戦うにはうってつけの場所だ。
「この場所には様々なものが仕舞われている。できるだけ壊さないようにお願いしたい」
「分かったよ」
物を壊さないようにか、可能な限り心がけよう。
「ハワイアン、私も助太刀する。できる限りサポートするわ」
「あはははは。私一人で十分だ。それにあのキツネ娘は、お前の得意な電撃攻撃を無効化する能力を持っている。お前は相性が悪い。少し離れたところから応援でもしてろ」
「そう。それなら、ひとまずあそこに隠れるわ。必要になったら呼んで」
「相手が何人だろうが、私一人で十分だ。」
1人で私たち全員を相手にするつもりか。さすがは四天王。
まずは変身解除。そしてステータス分析……あれ? できない。隠蔽されているの?
そういえば私の防御魔法の事もばれていた。相手の情報をしっかりと分析して、自分の情報はしっかり隠す、どうやらハワイアンは、かなりの情報強者だね。
でも負けてられない! ハワイアンを倒す、それだけだ。
「風の谷!」
カオリンが魔法を放つ。この魔法は確か、目に見えない無数の斬撃だったよね。いくら四天王でもこの攻撃を避けるのは難しいんじゃないかな?
「あっはっは! なかなか面白い魔法を使うんじゃな、いい波乗ってるね。だが、私には効かん」
ハワイアンは、短剣を取り出し、見えない斬撃に向かい放つ。彼が空気に向かい剣を振ると、激しい衝突音が鳴り響く。風の斬撃を受け止めているのだろう。まるで魔法が見えているかのようだ。やがて魔法が解ける。
風の刃が、ハワイアンを傷つけることはなかった。
「そんな! 私の魔法が全く効かないなんて!」
「私をそんなに簡単に倒せるとは思わないことだな」
余裕そうな表情で、ハワイアンはどっしりと構える。
「このままお前たちを秒で倒してしまうだけでは面白くない。私の話に付き合ってもらおう」
ハワイアンの話? 一体どんな話なんだろう。
「私のこの姿を見て、どう思う?」
「少し太っていると思うよ♪」
カオリンが正直な意見をぶつける。だが、ハワイアンは怒るそぶりを見せず、笑って見せた。
「それな。マジわかりみだわい。お洒落に制限ができてしまう悲しみよ……」
ハワイアンって、お洒落に気を使ってたんだ! そう言われてみれば、少し面白い格好をしているな。
「ズボンと靴がお洒落だね」
ハワイアンは、白くて長い線の入った、スポーティーな黒ズボンに、カラフルな分厚い靴を履いている。お洒落だと言われれば、お洒落かもしれない。
「おお! わかってくれるのか。よいちょまるじゃ。このズボンがラインパンツ、この靴がアグリースニーカーじゃ」
「アグリースニーカー?」
気になったので聞いてみた。
「流行の靴のことだわい。オッサンの履いてそうなダサい靴を、お洒落に取り入れるのことが最近よく行われていてね。私はその波に乗ることにしたんじゃ」
ハワイアンは言葉を続ける。
「私の生きがいは、違法な売買、自分の存在をアピールすること……そして流行に乗る事! 私の流行の力で、お前たちを倒す!」
流行の、力?
クロメの能力アップ
対話 2up 20→22
知能 1up 20→21
クロメ(召喚士) HP8/8 240コイン
筋力:12
魔力:17
対話:22
知能:21
器用:29
機敏:17
装備:アイスソード(与ダメージ+5 氷属性攻撃 命中率+30%)
暖かいコート(被ダメージ-3 氷耐性30%)
スキル
召喚術 LV4 :モンスターを召喚でき、モンスターの秘めたる力を開放することができる。1度に2体までなら同時に召喚することが出来る。
気配察知LV1 :視線の範囲内で、人やモノの動きを読み取れるようになる。
分身囲みの術 :?????
スズネモード :ロマン技
所持アイテム
ランクG
石×50 砂×37 土×34 赤い岩×13 黄色い岩×48 木の棒、木の弓、汚い液体×2、万能蛇口 腐った岩
ランクF
遠心分離機
ランクE
万能鍋 カニ
ランクD
ミニマム爆弾×8 白い宝石×2
ランクC
職人の筆:持ち主とともに成長する筆




