キツネ少女
「おい、あれを見てみろよ」
「おお、すげえ」
「キツネ少女だ! それにカオリンも」
「可愛い!」
ありふれた街の中、ちょっとした騒ぎになっている。思ってたより目立ってるね、この格好。
とにかく、ジェットスキー団の本部を探さないと。そのために、ビデオの宣伝を目撃する必要があるな。とにかく前に進んで行こう。
「わあ! 何だろう、この場所」
「コ~ン♪」
目の前の異常な光景に、思わず声を出してしまった。
目の前に現れたのは、なんと白いカーペットの道。左右には湿地帯。かなり異常な光景だ。
「ここはブレッシングロードだよ♪」
カオリンが解説してくれる。
「ブレッシングロード?」
「コン?」
「とっても縁起のいい場所なの。それにドジョウも自由に取れるの」
ドジョウが取れる? どういうことだろう。
「この町に住む人たちの滋養強壮のため、ボランティアの人たちがこの場所でドジョウを増やしているの。たくさん取ってっていいんだよ」
よし。じゃあいっぱい取っちゃおう。
「分身囲みの術!」
術を唱えると、私がいっぱい現れる。これならいっぱいドジョウが取れそうだ。
「取れたのは…………たったの十匹かぁ」
分身を解除した私は、取れたドジョウを見ながらガッカリしている。
ヌルヌルのドジョウはつかむのに苦労する。更に分身も操作しなければいけない。疲労がたまり、途中で捕獲を諦めたのだ。
「私はね…………一匹も取れなかったの!」
どうやらカオリンはうまくウナギを取れなかったみたい。
「コ~ン♪」
わあ! スズネ凄い。いっぱい取ってる! ええっと……18匹も! 私が分身を使って10匹しか取れなかったから、かなりすごい!
「すごいね! スズネ」
スズネの体を思いっきり撫でてあげると、気持ちよさそうな表情で逆さの態勢になる。黄色のもっふもふな尻尾を振って甘えてくるのが愛らしい。
「あいつら本当に騒がしいです」
「本当に迷惑。さっきも変なもの宣伝しながら走ってたし」
前に進んで行くと、女性二人がブレッシングロードの上で話をしている。恐らくジェットスキー団のこのについて話しているんだろう。街の人たちからしても、だいぶ迷惑な存在のようだ。二人から話を聞いてみよう。
「あの、すみませんが……」
「き、キツネさんが狐さんを抱っこしています! それにカオリンも」
「かっこいいわね。それで、何の用かしら」
私たちは、ジェットスキー団の居場所を聞く。
「ああ、さっき奴らの宣伝を目撃したけれど、結構前の出来事だったからなぁ。でも、この道をまっすぐ進むと本拠地があるよ。青くて大きな建物。そこにやつらがいるはずだよ」
「いるはずです!」
「ありがとう二人とも。それじゃあ行ってきます」
このまままっすぐか。いよいよ四天王と戦える。今度も勝利するぞ!
ジェットスキー団本部
「いよいよ本部だね、クロメ」
「コ~ン♪」
「うん。頑張るよ」
ごく普通の街並みの中、一つだけ目立つ青くて大きな建物。奴らの主張の激しさを感じてしまう。とにかく突撃。
建物の中は、外見とは違っていてごく普通の会社のような感じだった。受付のようなところでハワイアンの場所を聞いてみることにする。
「ハワイアン様と話したいのですか? それはちょっとできませんね」
「そっか。じゃあハワイアンの場所を教えて」
「ハワイアン様ならアリス様と一緒に、このジェットスキー団本部のどこかにいると思いますよ」
「ありがとう。それじゃあね」
この建物、確か10階くらいまであったよね。その中からハワイアンを探し出すのか。なかなか大変そうだな。
ジェットスキー団本部の案内図とにらめっこをしながら、ハワイアンのいそうな場所を推測してみる
1F 受付 客室
2F パソコン室
3F 食堂
4F 撮影所
5F 倉庫1
6F ゲームセンター
7F 温泉 プール
8F 団員の部屋
9F カジノコーナー
10F 倉庫2
5階と10階に入るためにはカギが必要みたい。私達が行けるのはそれ以外の階だね。
ハワイアンのいそうな場所……ハワイアンって何となくカジノにはまってそう。まずは9階に行ってみよう。
クロメの能力アップ
筋力 2up 10→12
器用 2up 24→26
機敏 1up 16→17
クロメ(召喚士) HP8/8 7コイン
筋力:12
魔力:17
対話:20
知能:16
器用:26
機敏:17
装備:アイスソード(与ダメージ+5 氷属性攻撃 命中率+30%)
暖かいコート(被ダメージ-3 氷耐性30%)
スキル
召喚術 LV4 :モンスターを召喚でき、モンスターの秘めたる力を開放することができる。1度に2体までなら同時に召喚することが出来る。
気配察知LV1 :視線の範囲内で、人やモノの動きを読み取れるようになる。
分身囲みの術 :?????
スズネモード :ロマン技
所持アイテム
ランクG
石50 砂37 土34 赤い岩13 黄色い岩48 木の棒、木の弓、汚い液体×2、万能蛇口 腐った岩
ランクF
遠心分離機
ランクE
万能鍋
ランクD
ミニマム爆弾×8 白い宝石×2
ランクC
職人の筆:持ち主とともに成長する筆




