表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/97

大会!



「アイテムを盗まれた経験ですって?」


少女は困惑しているようだ。


「最初はたくさんアイテムを盗まれたよ。でも盗まれるたびに段段と防げるようになってきたんだ。最終的には高レベルのスキルも防げるようになったんだよ」



「アホらしい。たくさんアイテムを盗まれるなんて間抜けみたいじゃない。私もう行くわ」


少女は何処かへ行ってしまった。







「すっごく嫌なやつだったね。あんなやつ、さっさと忘れて先に進もうよ」


カオリンはあの少女を嫌いになったみたい。



「直接言ってくるぶんまだ可愛い方だよ。ひどい奴はもっと陰湿な嫌がらせをしてくるし。あ、看板がいっぱいだ」



私の目の前に現れたのは、様々な看板たち。店の名前とその場所が記されているものもあれば、アイテムのイラストが描かれたものなどがある。



「クロメ、あの看板を見て♪」

 カオリンが1つの看板を指さす。見てみると、それは大会に関するものだった。



「お皿色塗り大会。本日7時からスタート。参加する方は受付まで」




「食器に色を塗るなんて、なんだか漆塗りみたいじゃない? クロメ、あの大会に出てみたら?」

 カオリンが大会に出場することを提案する。



「漆塗りとは、ちょっと違うけどね。でも塗る技術は漆塗りにも必要。私、この大会に出てみる」

「こ~~ん!」


 私が大会参加の意思を見せると、私の腕の中のモフモフが可愛く鳴く。スズネも私に大会を参加してほしかったのだろう。早速受付を終わらせることにした。



 そういえば最近、自分のステータスを見てないな。確認してみよう。






クロメ(召喚士) HP8/8  40コイン

筋力:9

魔力:15

対話:15

知能:10

器用:12

機敏:10


装備:アイスソード(与ダメージ+5 氷属性攻撃 命中率+30%)

   暖かいコート(被ダメージ-3 氷耐性30%)




スキル


召喚術 LV4 :モンスターを召喚でき、モンスターの秘めたる力を開放することができる。1度に2体までなら同時に召喚することが出来る。


気配察知LV1 :視線の範囲内で、人やモノの動きを読み取れるようになる。




所持アイテム


ランクG 


 石50 砂37 土34  赤い岩13  黄色い岩48 木の棒、木の弓、汚い液体×2、万能蛇口


ランクF

 遠心分離機


ランクE

 万能鍋


ランクD

 ミニマム爆弾×8




ランクG 腐った岩 :とっても臭い

ランクD 白い宝石×2:とてもきれいな宝石。高く売れる。



 凄い!めっちゃ強くなってる。ミイラとの戦いで成長したのだろう。そして召喚術がいきなりLV4。なんでだろうな? 新しいスキルも獲得したし、大満足な結果だったね。


 

 本当はカオリンやスズネの能力を見てみたいんだけど、何故か見ることができない。もっと仲良くなれば見れるようになれるのかな?





「早速練習しようよ♪」

 カオリンが早速練習することを提案する。

 



 受付の人によれば、大会参加者には練習用の粘土と絵具、そして作業用の部屋が与えられるみたい。カオリンやスズネも参加するみたいだから、練習道具を3セットもらい部屋へと移動する。



「ここが作業部屋だね♪ 落ち着いて練習ができそう」


 横向きの細長い机が七列存在していて、そこに椅子が並んでいる。机も椅子も、木によって作られていて、素材の味が生かされたデザインがとってもお洒落。



「それじゃあ塗ってみるね」


 私は黄色い絵の具のついた筆を皿の形になっている粘土に塗り付ける。



「やった~多分成功!」

「おお~いい感じだね」

「コ~ン」



 絵具はきれいに粘土へと塗られた。



「それじゃあ2回目塗るよ!」



 私は2回目の絵の具を塗る。だが、うまくいかなかった。二重に色を塗った部分が濃くなりすぎちゃったのだ。筆を使って直そうとしてみると、余計に濃すぎる部分とそうでない部分の差が激しくなってしまう。







 色塗り、うまくいかないな。けれど漆職人になるには避けて通れない。完璧な色塗りができるように頑張っていかなきゃ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ