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解散! カオリナイト



「皆さん! 本日は私たちの最後のライブに来てくれてありがとう! 皆さんご存じの通り私はボーカルでリーダーのカオリンです! 今日でこのグループは解散だけれど、最後まで頑張りたいです!」


「ドラムのグリーナです。皆さんよろしくお願いしますわ」


「私はギターのアメス……最後のライブ、楽しんで」





「これがガールズバンド、カオリナイトの三人です。リーダーのカオリンはとっても元気があって暑苦しいんです。トラブルメーカーでありムードメーカー、よく場の空気を支配します」



「ドラムのグリーナは緑のショートヘアーが特徴的です。キャラ作りのためかバンドの時は変な口調だけれど、日常では普通の言葉使いなんですよ」



「ギターのアメスは青のツインテールが特徴的です。演奏中は性格が変わるんですよ」





「はえ~いろいろ知ってるんだね」


「はい!カオリナイトが結成された時からファンをやっていましたから。彼女たちの初ライブを見た瞬間、僕の悩みが吹き飛んだんですよ。すごく心のこもった演奏でした。」






「それでは一曲目! 『白色センチメンタルハート』」



「ららら~らら~」


「私の心の穴が~どんどん広がっていくの~」


「私の心は~センチメンタル~」


「センチ~メンタルハート」






 ライブ会場がとても騒がしくなってきた。観客の中には理性をなくして暴れまわってる人がたくさんいるね。右の方では殴り合いが発生していて、左の方ではアイテムの奪い合いが行われている。



 わあ! 私の頭の上に、横向きになっている人が運ばれてきた。大丈夫なのかなこの人。周りを見てみると同じように、観客たちの頭の上で横になって運ばれている人が何人もいる。この会場は、ちょっとした危険地帯だね。






「それじゃあ最後の曲、『恋の放射線』いっきます!」







「これで私たちは解散するよ! このバンドはなくなっちゃうけど、私たち3人はこれから夢に向かって進んで行きます。皆さん本当にありがとうございました!」



 うっすらと涙を浮かべながら、リーダのカオリンが解散を宣言した。









ライブ終了後




「なんだかすごいライブだったね」


「カオリナイトのライブはいつもこんな感じです。これで最後だけど、いつものライブを味わえてよかったよ」


「これで終わりか。なんだか寂しいね」


「寂しいです」








「それじゃあ、プレゼントを渡しに行きますね」


「がんばってきてね」



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