第十三話 ― 寺田屋、運命の祝杯 ―
戦国最強の忍、幕末に舞う〜坂本龍馬を救ったのは、歴史から消された「大友宗麟の忍者」」だった〜
第十三話 ― 寺田屋、運命の祝杯 ―
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第一章|歴史が動いた夜
1866年1月23日 夜。
京都――伏見。
その夜、世界を変える密約が成立した。
薩摩と長州。
長き敵対の終焉。
その立会人――
坂本龍馬。
その足で、龍馬は寺田屋へ向かう。
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第二章|梅の間
寺田屋 二階「梅の間」。
灯りの中――
龍馬ともう一人の男。
三好慎蔵。
槍の名手。
護衛として同行している。
酒が注がれる。
> 三好「……やりましたな」
龍馬が笑う。
> 「ああ……やったがじゃ」
肩の力が抜ける。
だがその目は――まだ熱い。
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第三章|未来の話
> 「これで……戦は変わる」
龍馬が拳を軽く握る。
> 「薩摩と長州が組めば」
> 「幕府とも渡り合える」
三好が頷く。
> 「歴史が動きますな」
龍馬は静かに言う。
> 「もう動いちゅう」
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第四章|拳銃
龍馬が懐から取り出す。
異国の銃。
> 「これ、見てみい」
> 「高杉晋作**からもろうたがじゃ」
三好が目を細める。
> 「……拳銃」
龍馬が得意げに言う。
> 「これからは刀の時代やない」
> 「こういうもんが国を変える」
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第五章|下の階
一階。
女将――
お登勢。
そして――
楢崎龍。
おりょうは静かに働いている。
だがその視線は鋭い。
(今夜……何かある)
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第六章|異物
同じ建物の中。
明らかに異質な存在。
岡田以蔵。
壁にもたれ、酒にも手をつけない。
ただ、気配を読む。
> 「……おかしい」
低く呟く。
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第七章|影の守護
屋根の上。
キキが目を閉じる。
> 「囲まれている」
朧が銃を回す。
> 「だろうな」
宍戸梅軒が笑う。
> 「面白い」
キキが静かに言う。
> 「まだ動くな」
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第八章|祝杯
再び梅の間。
龍馬が酒を注ぐ。
> 「これから鹿児島へ行く」
> 「次の一手じゃ」
三好が笑う。
> 「休めるといいですな」
龍馬が笑い返す。
> 「休めるかどうかは分からんがのう」
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第九章|以蔵の警告
階段の下。
以蔵が上を見上げる。
> 「龍馬……」
小さく呟く。
> 「今夜は、やばい」
だが止めない。
止めても無駄だと知っている。
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第十章|静けさ
深夜。
寺田屋は静まり返る。
風の音。
わずかな軋み。
キキの目が開く。
> 「来る」
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第十一章|気配
外。
複数の足音。
統率。
殺気。
朧がニヤリとする。
> 「ようやくか」
宍戸が鎖を握る。
> 「腕が鳴る」
キキが低く言う。
> 「まだ――待て」
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第十二章|その瞬間
一階。
風呂場。
湯気。
おりょうがふと止まる。
(……何かいる)
外の気配。
息を潜める影。
次の瞬間――
顔色が変わる。
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終章|叫びの前
おりょうが立ち上がる。
湯もそのままに。
走る。
廊下へ。
その先――
龍馬のいる部屋。
そして――
迫る運命。
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この回の核心
薩長同盟直後の“絶頂”
龍馬と三好慎蔵のリアルな会話
高杉晋作の拳銃
おりょうの違和感
以蔵の危機察知
忍び三人衆の“完全包囲把握”
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⚔️次回(爆発)
第十四話:寺田屋事件
・おりょうの叫び
・龍馬の銃撃
・以蔵 vs 新選組
・忍び vs 捕吏100人




