イギリス・戦闘フリゲート飛行船ユーライアラス!長州!萩城上空の大決戦!
「いつも応援ありがとうございます!よりクオリティの高い物語をお届けするため、今後の更新ペースを【毎週 月・木・土の0:00】に変更させていただきます。引き続き、大友忍軍とスチームパンクな忍者の旅をお楽しみください!」
Xで毎日イラストを投稿しています。
幕末!忍者スチーム・ワールドの世界!
蒸気機関戦闘忍者飛行船!
サイレントサンダー震電丸!
震電丸の五影!
ビリー・ザ・キッド!
大友忍者!
https://x.com/sa104095
是非!
ご覧下さい!
ブックマーク・いいね・評価、励みになっております。
悪い評価⭐︎であっても正直に感じた気持ちを残していただけると、
今後の作品作りの参考になりますので、評価をよろしくお願いいたします。
『幕末!忍者スチーム・ワールド戦記!』
「四境戦争後の坂本龍馬!」
イギリス・戦闘フリゲート飛行船ユーライアラス!長州!萩城上空の大決戦!
――萩城・大広間――
「ゆえに――」
坂本龍馬は静かに語った。
「日本を守る手段は、武士の刀だけではない。」
「新たな技術。」
「新たな軍事力。」
「そして、新たな思想。」
長州藩士たちは、誰も口を開かなかった。
大友忍軍。
STEAM技術。
忍術。
空中戦。
そして――
STEAM・NINJA。
桂小五郎は、ゆっくりと空を見上げた。
「……時代が変わろうとしている。」
龍馬は頷く。
「そうじゃ。」
その瞬間――
ゴォォォォォォォォ……
遠くから、低い音が響いた。
「……?」
伊藤博文が顔を上げる。
「何の音だ?」
山田顕義が耳を澄ます。
ゴォォォォォォォ……
音は次第に大きくなる。
萩城の瓦が、微かに震え始めた。
前原一誠が立ち上がる。
「……蒸気機関車の音か?」
影丸・インフェルノが、突然、険しい表情を見せた。
「……違う。」
龍馬が影丸を見る。
「影丸殿?」
影丸は窓へ歩いていく。
そして――
空を見上げた。
「これは……飛行船だ。」
「!」
広間に緊張が走った。
龍馬も窓際へ向かう。
「飛行船?」
桂が続く。
「まさか……豊後か?」
影丸は首を横に振った。
「豊後の飛行船ではありません。」
「では――」
影丸は遠くの空を睨む。
「イギリス戦闘フリゲート飛行船・HMS Euryalus!」
---
――萩城・城外――
長州兵たちが次々と空を指差す。
「何だ、あれは!」
「空に船がいるぞ!」
「巨大だ……!」
雲の向こうから――
巨大な船体が姿を現した。
黒鉄の船体。
巨大な蒸気機関。
船体両側には推進用の機関。
そして、側面には複数の砲門。
長州兵たちは凍りついた。
「……飛行船だ。」
「しかし……」
「大友忍軍の船とは違う!」
龍馬が望遠鏡を受け取る。
そして船体を見る。
ユニオンフラッグが船体に見える!
「……間違いない。」
桂が尋ねる。
「何者だ?」
龍馬は静かに答えた。
「イギリスじゃ。」
「!」
広間に衝撃が走る。
井上馨が叫ぶ。
「イギリス……!」
伊藤博文も空を見上げる。
「なぜイギリスの飛行船が長州へ……?」
龍馬は答える。
「それを今から、確かめるんじゃ。」
---
――イギリス戦闘フリゲート飛行船HMS Euryalus・艦橋――
ジョン・ホブハウス・イングリス・アレクサンダー艦長が長州の町を見下ろしていた。
「ここが長州か。」
副官が頷く。
「はい。」
ジョン・ホブハウス・イングリス・アレクサンダー艦長は地図を見る。
「日本国内では、いまだに争いが続いている。」
「ならば――」
アレクサンダー艦長は長州の城下町を指差す。
「その混乱を利用する。」
副官が尋ねる。
「攻撃しますか?」
アレクサンダー艦長は首を振った。
「まずは威圧だ。」
「我々の力を見せる。」
---
――萩城――
突然。
イギリス戦闘フリゲート飛行船HMS Euryalusの船体側面が開いた。
ガコン!
長州兵が叫ぶ。
「砲門だ!」
「全員、伏せろ!」
龍馬が叫ぶ。
「桂さん!」
桂が振り返る。
「何だ!」
龍馬は空を指差す。
「これが――」
「わしが話していたことじゃ!」
次の瞬間――
ドォォォォォォン!!!
砲声が萩の空を震わせた。
砲弾は城を直接狙わず、城外の空き地へ着弾する。
爆煙が舞い上がる。
長州兵たちが騒然となった。
「撃ってきたぞ!」
「外国船が……!」
山県有朋が拳を握る。
「何ということだ……!」
桂小五郎は、ただ空を見つめていた。
そして――
「……坂本くん。」
「はい。」
「お前の話は、本当だったな。」
龍馬は頷く。
「そうじゃ。」
桂小五郎の目が鋭くなる。
「日本が争っている間に――」
「外国は日本を見ている。」
龍馬は静かに答えた。
「そして今――」
「空から来た。」
---
――長州陣営・混乱――
桂小五郎は、イギリス戦闘フリゲート飛行船HMS Euryalusを睨んでいた。
「……我々は、幕府と戦うことだけを考えていた。」
井上馨が言う。
「だが、その間に外国勢力が……。」
伊藤博文が続ける。
「日本そのものを狙う可能性がある。」
前原一誠が叫ぶ。
「ならば、あの飛行船を撃ち落とす!」
山県有朋も頷く。
「長州の砲兵隊を動かせ!」
しかし影丸が制した。
「待ってください。」
全員が影丸を見る。
「相手は空にいる。」
「通常の砲では、簡単には届きません。」
龍馬が言う。
「じゃが――」
その目が鋭くなる。
「大友忍軍には、空を戦う術がある。」
影丸が頷く。
「STEAM・NINJAです。」
---
――イギリス戦闘フリゲート飛行船HMS Euryalus――
アレクサンダー艦長が長州の様子を見て笑う。
「恐怖しているな。」
副官が望遠鏡を覗く。
「……しかし。」
「何だ?」
副官の顔が青ざめる。
「艦長。」
「後方の空を。」
アレクサンダー艦長が振り返る。
雲の向こう。
小さな黒い影が一つ。
姿を現す
そして――
ゴォォォォォォ……!
蒸気音が響く。
艦長が目を見開いた。
「あれは……?」
副官が叫ぶ。
「豊後藩の大友忍軍です!」
雲を突き抜けて現れたのは――
黒い太陽。
その中央に刻まれた、
十字手裏剣。
大友忍軍の忍者戦闘飛行船シャドウ・ホーク闇鷹だった。
大友忍軍は日本各地の藩にスチーム・モールス信号送受信機を供与しており、外国船の動きを把握していた!
艦橋に立つのは!
鞍馬・デステロ艦長代理!
「何とか間に合ったな…」
「イギリス艦の装甲の強さを見せてもらおう。」
---
――萩の空――
長州藩士たちが一斉に空を見る。
「来た……!」
龍馬が笑う。
「……来たぜよ。」
影丸が静かに立つ。
「大友忍軍、出撃します。」
「木造輸送飛行船で…」
龍馬は拳を握った。
「頼むぜよ!」
桂小五郎が空を見上げる。
「……これが。」
「STEAM・NINJAか。」
そして――
忍者戦闘飛行船シャドウ・ホーク闇鷹から、小型機が次々と飛び出した。
スチーム・ファイター改。
スチーム・バルーンシステムにより浮遊力を得て!
プロペラにより推進力を持つ!
プロペラが高速回転する。
蒸気が噴き出す。
キィィィィィン!
編隊を組み、イギリス飛行船へ向かって急上昇する。
長州藩士たちから歓声が上がる。
「飛んだ!」
「小型の飛行船だ!」
「空を飛んでいるぞ!」
龍馬は叫んだ。
「これが――」
「STEAM・NINJAぜよ!」
---
――空中戦、開始――
イギリス・フリゲート飛行船HMS Euryalusの砲門が一斉に旋回する。
「迎撃しろ!」
ドォン!
ドォン!
砲弾が空を走る。
スチーム・ファイター改が急旋回。
ヒュンッ!
ヒュンッ!
砲弾をかわしていく。
「速い!」
長州藩士たちは息を呑む。
その中で一機だけ――
中央にガトリング砲を搭載した機体が前へ出る。
艦橋から鞍馬・デステロが叫ぶ。
「行け!」
機銃が火を吹く。
ダダダダダダダッ!
イギリス飛行船の周囲に火花が散る。
「命中!」
「敵船、旋回!」
空中を巨大な二つの勢力が交差する。
長州の空が――
再び戦場となった。
---
桂小五郎は、その光景を黙って見つめていた。
やがて、静かに口を開く。
「……坂本くん。」
「はい。」
「我々は、もう長州だけを見ているわけにはいかないな。」
龍馬は頷く。
桂は拳を握る。
「日本全体を考えなければならない。」
龍馬が隣で笑った。
「ようやく腹が決まったようだな。」
桂は空を見上げる。
そして――
「坂本くん。」
「長州も……考えよう。」
龍馬が微笑む。
「無血開城を、ですか?」
桂は答えた。
「まだ、最終決定ではない。」
「だが――」
空で繰り広げられるSTEAM・NINJAの戦いを見つめる。
「この国を守るために、我々が何を選ぶべきなのか。」
「もう一度、皆で考える必要がある。」
龍馬は静かに笑った。
「それで十分じゃ。」
その瞬間――
空から再び轟音が響いた。
ドォォォォォォン!!!
イギリス戦闘フリゲート飛行船HMS Euryalusと大友忍軍の忍者戦闘飛行船シャドウ・ホーク闇鷹。
二つの蒸気艦隊が、萩の空で激突する。
そして長州藩は――
日本の未来を左右する決断の時へ、少しずつ近づいていく。
――つづく。
読んでくださり、ありがとうございます。
よろしければ、ブックマーク・いいね・評価、お願い致します。
そして、よろしければ感想を聞かせてください。
感想を一人でも聞かせて頂きたいと思っています。




