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Ironclad 「甲鉄の黒潮 ― USSポーハタン 対 サイレントサンダー震電丸!」 Episode1「キャプテン!雫・ア・アンジャ・グアルディン」

「いつも応援ありがとうございます!よりクオリティの高い物語をお届けするため、今後の更新ペースを【毎週 月・木・土の0:00】に変更させていただきます。引き続き、大友忍軍とスチームパンクな忍者の旅をお楽しみください!」


Xで毎日イラストを投稿しています。



幕末!忍者スチーム・ワールドの世界!


蒸気機関戦闘忍者飛行船!


サイレントサンダー震電丸!


震電丸の五影!


ビリー・ザ・キッド!


大友忍者!



https://x.com/sa104095


是非!


ご覧下さい!


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今後の作品作りの参考になりますので、よろしくお願いいたします。



Ironclad Black Current: USS Powhatan vs. Silent Thunder Shindenmaru!


「甲鉄の黒潮 ― USSポーハタン 対 サイレントサンダー震電丸!」




Episode1


「キャプテン!雫・ア・アンジャ・グアルディン」



小倉口の戦い――。


激戦を切り抜けたアメリカ海軍の外輪フリゲート艦「USSポーハタン」は、損傷を受けながらも小倉湾を抜け、瀬戸内海へと針路を変えていた。


黒煙を噴き上げる巨大な外輪が、海面を激しく叩く。


ドン……ドン……ドン……ドン……。


規則正しい蒸気機関の鼓動が、海中深くまで響き渡る。



---


一方、愛媛沖。


海面には何もない。


風だけが静かに波を揺らしていた。


しかし、その十数メートル下――。


黒い影が、まるで巨大な魚のように静止している。


大友忍軍特殊潜航艦 「サイレントサンダー震電丸」


艦橋。


新たに艦長へ任命された


雫・ア・アンジャ・グアルディン


が静かに目を閉じていた。


影丸・インフェルノは大島口で彼女へ艦を託した。


> 「お前なら海を制せる。」




その言葉だけを残して。



---


雫・ア・アンジャ・グアルディンは、大島口の戦いで一つの答えへ辿り着いていた。


「敵を見る必要はない……。」


「聞けばいい…水中では音が遠くから聞こえる…前回の様に500メートル以内に近づかなくても…音なら…かなり遠くからでも認識できる…」


彼女の能力――


水流操作


そして


水中の音を感知する能力を会得した。


彼女は敵艦の音を全て記憶していた。


特に――


USSポーハタンの巨大外輪が生み出す独特の振動。


あの重く低い鼓動だけは忘れない。


その探知距離。


十八〇〇〇メートル。


海そのものが彼女の耳だった。



---


震電丸では蒸気機関を完全停止。


艦内に響いていた機関音も消える。


静寂。


誰一人として話さない。


航行する力は、


雫・ア・アンジャ・グアルディンただ一人。


彼女が海流を操り、


艦全体を水の流れに乗せて進ませる。


海中を滑るように。


音一つ立てず。


まさに


サイレントサンダー。



---


副長が小声で報告する。


「魚雷……六本。」


「大島口で補給した全弾です。」


雫・ア・アンジャ・グアルディンは静かに頷く。


「六本で十分。」


「一撃で終わらせます。」



---


その瞬間。


雫・ア・アンジャ・グアルディンの瞳がゆっくり開く。


「……来た。」


乗組員全員が息を呑む。


「距離……十八〇〇〇。」


「間違いありません。」


「USSポーハタン。」


誰も何も聞こえない。


しかし彼女だけは聞いていた。


海の向こうから響く、


巨大外輪の鼓動。


ドン……ドン……ドン……。


雫は静かに命令する。


「第一、第二魚雷室。」


「発射準備。」


震電丸の艦首で、2本の魚雷が静かに装填される。


魚雷発射管は2つ…


瀬戸内海の静かな海は、まだ戦いの始まりを知らない。


だが次の瞬間、


忍者潜水艦とアメリカ海軍最新鋭艦による、海中と海上を舞台にした決戦の火蓋が切って落とされようとしていた。

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