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役目を果たすという責任感


 少し日が進み、ルゼアチノへ向かっていた"ラプトル騎士団"は勝手に陣営から飛び出して先行した副団長ユタと、エースケたちがマンモスと遭遇した山岳地帯で合流した。


「やっと来たぁぁ、みんな遅すぎるよぉぉ」


 退屈すぎてデロデロになった銀髪の美少年が岩の上で寝ている。

 逆さまに映る青髪の男性。団長のロキがユタに水筒と乾燥したレーションを渡した。


「あれぇ? なんか数減ってなぁいぃ?」


 騎士団は三分の一ほどに減っていた。ユタはパッサパサな固形物を口に含み、水で勢いよく流し込んでいく。


「部隊を三つに分けた。山を下りたら合流する」


「えぇぇ……クロトに会いたかったのにぃぃ……」


 副団長でもあるユタは独断行動をしたいがために騎士団ナンバースリーのクロトに役職を譲渡していた。そんなクロトは山岳地帯を早急に乗り越えるために分割された部隊のうちの一つを先導しており、この場にはいない。


「偵察の結果は」


「ついて来れば分かるよん♪」


 規則を重んじるラプトル騎士団だが、反してユタはなにかといつも緩い。居眠り、独断行動は当たり前。幼馴染のロキとクロトは振り回され、部下たちが仕事の埋め合わせをすることもある。

 しかし現場にいる部下たちの中に怒りを感じている者は一人もいない。

 それは団長であるロキとの関係性から忖度しているわけでも、副団長という地位に媚びを売っているわけでもなく、


「生け捕りは無理そうだったから、お命頂戴しちゃった」

 

 ユタという騎士の実力を理解しているからである。

 エースケたちを襲い、盗賊団を壊滅に追いやった怪物がズタボロの亡骸に変わり果てていた。

 赤茶色の剛毛は血で固まり、迫力ある丸太のような鼻がうなだれている。


「問題ない。集会場から討伐の許可は降りている」


「あとは、盗賊団を数人発見したくらいかな。二人だけ生きてるよ。体のでっかいやつが虫の息だったけど、最期に”頭《かしら》ぁ”とか”レオンぅ”とか言ってそのままぽっくり。……報告は以上であります!」


 ロキが振り返り、騎士たちが姿勢を正す。


「これよりマンモス及び盗賊団の埋葬だ。生存者には治療を。各部隊に伝達の水晶で連絡しルゼアチノへ向かわせろ」


「埋葬!? あんなデカいマンモスなんて丸一日かかるよ!? ロキって馬鹿なの!?」


「三時間以内に終わらせる。そうすれば問題なくクロトたちと合流が可能だ」


 ユタも含めて部下たちも、三時間、というタイムリミットに言葉を失った。

 ロキが馬鹿ではないことをユタが一番理解している。つまり、彼は本気で言っている。


「放置など論外だ。やるぞ」


「じゃ、じゃぁ、僕ぅ見張り役やるよぉ。臭いにつられて肉食の生き物が集まるだろうし……」


「却下。お前は俺とともにマンモスの解体だ」


「うげぇ! やだよぉ! お医者さんのロキがやればいいじゃぁん! 解剖も解体もおんなじでしょ!?」


「黙れ、取り掛かるぞ」


 露骨に落ち込むユタはうるうるした視線を部下たちに向ける。部下たちは綺麗に目を逸らした。


「ユタ、今のお前に副団長の権限はない」


「そんなぁぁ……クロトぉ! やっぱり僕が副団長ねぇぇ!!」


 空に叫ぶユタだが、当然、クロトには聞こえない。

 立場に関係なく仕事を平等にこなすのがラプトル騎士団の特徴である。情報を通達する者、盗賊団の身元を確認する者、マンモスを解体する者、穴を掘る者。円滑な役割分担と効率の良い作業は日頃から任務に対して厳格に取り組んでいる証拠であり、受付嬢ベロニカがラプトル騎士団を信頼する最大の理由であった。

 

「それにしてもさ、エースケって人、思いのほか順調に進んでない? 下手したら死んでるって思ってたけど、もしかしたらルゼアチノに着いてんじゃないの? 本当にこんなことしてて大丈夫?」


「先遣隊は向かわせている。問題が無いとは断言できないが、言うなれば自己責任。彼らも覚悟を持って進んでいるはずだ。今は、生きていると信じるしかない」


「でもさ、ロキはあれでしょ? エースケのことよりも”毒沼の森”の方が気になってるでしょ?」


 ”毒沼の森の毒沼が全て消失していた不可解な現象”。

 撮れ高、撮れ高と騒いでいたエースケたちだけでなく、この前例のない事態にラプトル騎士団も大きな衝撃を受けていた。


「の方が、は余計だ。しかし、毒沼が全て消失するのは前例がない。あの不自然さは人為的要因を考えざる負えないし、本来ならば調査部隊を編成して、そこから」


「あーはいはい、話長くなりそうだからパス。難しい話は後で後で。……てかさ、このマンモスさ、ロキのビリビリでドカァァン! で片づければいいじゃん」


「焼け焦げるだけで埋葬とは言えない。……ユタ、面倒なことを面倒くさがると後々、もっと面倒なことになるんだ。黙々と手を動かせば必ず終わる」


「もぉぉぉ、何日かかるんだよぉぉぉ」



 ********************


 

 レオンとトリケラは転移の水晶の副作用である上下左右乱雑に回転させられたかのような三半規管の混乱と吐き気に苦しんでいた。その姿を見たノアが昔のアルーゼを思い出し懐かしんでいる。

 エースケたちはノアとアルーゼが暮らしていた大樹の家に転移していた。

 ゼアルの襲撃によって内部が剥き出しになった大樹は枯れることなく生きていて、襲撃から一ヶ月も経っていないが懐かしさすら覚えた。


「ただいま」


 リビングは破壊されて剥き出しになっていたが、寝室は無事だった。

 一つのベッドにツァル子とエースケを寝かせると、ノアが傷の具合を確認するためになんの躊躇もなくエースケを剥いていく。レオンは何故か見てはいけない気がして両手で顔を隠したが、あまりの手際の良さに医者である父親を重ねた。

 

「失血量の割には傷が小さい……もう塞がってるとこもある。ったく、恐ろしい再生力だな。レオン、彼の能力の生物は?」


「確か……エウスト……レプ……エウポンです」


「エウポン? 聞いたことねぇな。それにこの感じぃ、さては暴走したか?」


「暴走のようなものはありました。けど、エースケさんが少し前に恐竜化したときは自我を……」


「本人が意識を失ったから防衛本能で暴走したパターンだな。おかげで治癒力が上がったんだから、暴走様様ってわけだ」


 不安そうなレオンの頭を撫でながらニッと笑った。


「こっちのお嬢さんは……ツァルコアっていうのか。え、ツァル子でいいの? ま、まぁとりあえずツァルコアのほうは絶対に大丈夫だな。ひどい外傷もないし内出血もない……エースケはとにかく血を作る必要があるな」


「血を作るにはどうしたら」


「なにか食べりゃいい」


 それなら、と竜車から保管の水晶を持ってきたレオンは残った食料をノアに渡した。


「おぉ! 保管の水晶じゃんか! こいつ貴重なんだよ、中々お目にかかれないのによく持ってたな! それに酒もある!」


「実は……」


 レオンはエースケたちと出会った経緯を説明した。盗賊団に拉致・監禁され、エースケの暴走と巨大マンモスによって盗賊団は壊滅、快く受け入れてくれて、今に至る。


「エースケさんとツァル子さんはアルーゼさんを助けにここまで来たんです。だから二人とも必死に……」


 その名前にノアは固まった。


「アルーゼ……?」


 レオンはたしかにアルーゼと言った。助けに来たと言った。


「はい。アルーゼさんとはティルルで出会ったそうで、二人ともニコニコしながら話してくださって、僕もぜひお会いしたいなと」


 ノアの胸がじんわりと熱くなっていく。アルーゼの成長の記憶が一気に駆け巡り、エースケとツァル子の姿にさらに目頭が熱くなる。


「ノアさん?」


「そっか……アルーゼを」


 ノアはアルーゼを転移の失敗によって独りにさせてしまったことを酷く後悔していた。必死にティルルを目指し、アルーゼに起きたことを知った時、泣きたくなって叫びたくなって、後悔でどうにかなりそうだった。

 眠っているエースケとツァル子。

 彼らがアルーゼを孤独から救ってくれた。

 アルーゼは幼少期に同年代の友だちはおらず、ノア意外に会話する相手もいなかった。ノアは街での生活も考えていたが戦士に追われるリスクを優先し、それによってアルーゼの友達作りに支障が出てしまう事を危惧していた。

 しかしそれも杞憂に終わる。


「……そっか、そっか……友達に……っ……なってくれたんだな……」


 アルーゼが一人でもティルルで生活していた感動とエースケたちへの深い感謝の念が、大粒の涙となって目から零れる。

 

「ありがとな……」


 アルーゼとノアの関係性をレオンは考えていた。

 戦士を倒し、自分たちを救ってくれた謎の人物だが、流れ落ちる涙はアルーゼに対して特別な感情があることを物語っている。


「アルーゼ」


 静かに名前を呼んだツァル子と、意識を取り戻して薄っすらと目を開けたエースケ。

 ノアの涙は眠っていた二人の意識を覚まし、エースケの視界はぼやけていたが、段々と金髪の人物が目の前にいる情報が脳に伝達されていった。

 限界を超えた疲労困憊の肉体は起き上がる力すら残っていない、はずだった。


「(体が重たい……金髪。体が痛い……金髪だ。……俺、生きてんのか……金髪だな。……みんなは、金髪。ん? 金髪? なんで金髪がいるんだ……って女の人? 金髪の女の人?)」


 エースケが飛び起きる。


「アルーゼ!?」


 絶対に起き上がれないはずのエースケが普段でもそんな起き上がり方しないような起き上がり方で起き上がった。とにかく起き上がった。

 大焦りのエースケは目の前のノアをアルーゼだと誤認し、体の限界など忘れて、隣で眠っているツァル子の肩をガッチリ掴んで激しく揺さぶった。


「ツァル子ぉ!! 起きろ! アルーゼだ! アルーゼがいる! ツァル子ぉ! ツァル子ツァル子ツァル子ぉ! アルーゼが目の前にいるんですけどぉ!!」


 ビチィィンッッ!!!

 エースケの右頬に強烈な平手打ち。

 ノアを見て、ツァル子が悲鳴を上げた。


「えぇぇ!? アルーゼ!? なんでアルーゼがここに!? エースケはなんでぐったりしてんの!?」


 ノアは驚いた表情で固まり、首を横に振る。


「私はアルーゼじゃないぞ」


「アルーゼじゃない!!!」


 バチィィンッッ!!!

 エースケの左頬に強烈な平手打ち。


「……し、しんじゃうよぉ……」


 両頬を真っ赤に腫らしたエースケと状況把握にテンパるツァル子。このドタバタな光景にアルーゼがいたんだと想像しただけで、ノアは涙を流しながら笑った。



 ********************

 


 一段落して、


「ノアさんが戦士たちを倒したんですか!」


 ツァル子のリアクションに照れているノアは鼻高に「まぁなぁ!」とエースケの背中をバシバシ叩いた。


「痛い痛い痛い! 肩砕けるわ!」


「ノアさんは僕たちの命の恩人です!」


「レオンまでやめろよぉ! 照れんだろぉ!」


 バシバシバシバシ。


「……い、いや、でもほんとにノアさんってぇ」


 エースケの頭にノアのチョップが落とされる。

   

「エースケは私のこと師匠って呼べ」


「んでだよ!」


「ツァルコアとレオンはいいけどエースケにノアさんって呼ばれんのなんかムズムズする」


「忖度!」


 すぐに四人が打ち解けあったのは、やはりノアがアルーゼに似ていたことにあるだろう。

 十七歳のエースケが最年長で一番頼りにしていた二人だったが、ノアという大人がいる安心感により心を休めることができた。

 頭をさすりながらエースケが聞く。


「改めて、師匠って一体何者? 戦士って感じじゃないし、なんでこんな場所にいんの?」


 ツァル子は呆れてため息をついた。


「エースケってば本当に言ってるの? よく見てみなさいよ。この顔立ちと金色の髪、話し方だってちょっとアルーゼに似てるじゃない」


 エースケはノアの容姿をまじまじと舐め回すように見る。全体的にくまなく見落としのないように確認していき、驚いて目を見開いた。


「まさか!」


「そうよ」


「アルーゼのおばあちゃん?」


「お姉さんでしょ!!」


「いや、お母さんだから」


 時が止まったかのように三人が停止する。


『え?』


「言わない方がよかったか?」


『ぇぇぇぇええええええええ!!!!!!!!!』


 目玉が飛び出るくらい驚く三人。

 あまりの衝撃にツァル子はそのまま昇天していき、エースケは傷が開き絶叫、それに大慌てのレオン。


「落ち着け落ち着け! 詳しいことは後で話すから今は体を休めろ! 特にエースケ! なんで普通に起き上がって話してんだよ! 体ボロボロなんだぞ!」


「いやいやいや! とんでもねぇ衝撃情報ぶつけてきたくせに休めだなんて、恋愛映画告白シーン手前で退席を命じているようなもん! 激アツ漫画最終巻を取り上げるようなもん! そんなことされて誰が眠れるか!」


 エースケはビッと親指をツァル子に向ける。


「そんでもってツァル子と同じベッドってのがアウトォォ!」


「はぁ? んだよその理由は。女の子と一緒に寝んのが恥ずかしいのか? なっさけねぇなぁ」


 エースケはこれでもかというほど首を高速で横に振る。


「ちがーう! ぜんっぜんちがーう! ししょーはなーんにも分かってない! 一回一緒に寝れば分かるから! こんな恐ろしい寝相音痴いないから!」


 ツァル子は恥ずかしいのか顔を赤くしてエースケの首を掴み、前後に激しく振った。ノアが「寝相音痴?」と首を傾げる。

 考えるのが面倒で、


「ま、ぜぇんぜん夜じゃないけど、仲良くちゃんと寝るんだぞぉ」


 と、レオンと一緒に部屋を出ていってしまった。扉の閉まる音は世界から遮断された気分になる。


「よしツァル子。作戦会議だ」


「なによ作戦会議って、今日は大丈夫よ。私だって体中痛くて動きたくないもん」


「俺は暴走の恐ろしさを知ってんだよ。体が痛くてもツァル子はちゃんと暴走する、絶対に寝相音痴が発動する」


「しないもん!」


 そう言うとツァル子は掛け布団を被って寝っ転がってしまった。作戦会議は中断され、エースケも仕方なく体を倒す。

 二人きりの部屋。一つのベッドで一枚の掛け布団を共有している。

 扉の向こう側ではノアが聞き耳を立ててニヤニヤしていた。


「……なんか全然ドキドキしないわね」


「俺はしてるぞ。襲われるかもしれない恐怖でな」


「はぁ? 私だってエースケにナニされるか、怖くて泣きそうよ」


「この体じゃしたくてもできません」


「する気あるんじゃない、変態」


「変態って……まぁ間違ってないけどさ」


「……ばか」


 耳鳴りが聞こえるほどの静寂。二人に気まずさはない。

 話しが途切れても気まずくなるような関係ではなかった。


「……ねぇ」


「ん?」


「……なんでそんなにボロボロになってんのよ」


「なんでってそりゃあ……闘ったからな」


「……なんのために?」


「……」


「私たちを護るため?」


 ツァル子の声は少し怒っているように聞こえた。


「……それも、あるな」


「護ってなんて言ってない」


「……なら、護ってやるなんて言ってない」


「なにそれ。かっこつけてんの?」


「それが男っていう生き物なの」


「……」


 エースケはてっきり「馬鹿じゃないの」とか「ダサっ」とか言われると思っていた。別に悪い気はしないしツァル子らしくて好きなのだが、予想外にも部屋は静寂に包まれた。

 さすがのエースケも気まずさを感じる。


「……そんなになるくらいなら、護ってくれなくていい」


 どこか棘のある言葉のように聞こえたが、間違いなくツァル子の優しさだった。

 力不足を責めている訳じゃない。ツァル子はエースケのかつてない傷ついた姿に胸が張り裂けそうになっていた。

 ゼアルによる怪我。盗賊団による怪我。エウロパとアンペによる怪我。

 暴走に伴った治癒力の向上でどうにか繋いできたが、明らかに限界だった。


「それがねぇ、実際に護れてたらかっこいいんだけどねぇ……さっきは一方的にやられて、良いとこ見せられなかったからなぁ……」

 

「死んじゃうかもしれないに!」


 その声は泣いているようにも聞こえた。

 エースケは少し黙って、ツァル子が安心できる言葉を考えた。しかし、語彙力と説得力にまるで自信がない。我ながら真剣に心の内を語ろうとする、らしくない自分につい笑ってしまった。


「……どうして笑ってんのよ」


「いやぁ、ツァル子は優しいなぁって。つかよ俺は死ぬつもりなんて無いからな。ここは俺に任せろ、なんて絶対に言わないからな」


「嘘つき……」


「嘘じゃねぇよ。お前らより先に死ぬなんてごめんだね、俺がいっちばん長生きしてやる」


「なにその目標……馬鹿なの?」


 暗闇の中でエースケが苦笑いする。

 

「俺はさ、アルーゼやツァル子やレオンを護り続けて、みんなには命の限界まで幸せに生きてもらって、もう誰も護る必要が無くなったら死にてぇんだ。 ……ぅぉぉ、はっずぅぅ」


 出会って一ヶ月も経っていない。けれどエースケの本心だった。

 躊躇いなく他人に対して命を懸けてしまう究極の自己犠牲。

 押し付けられる身はたまったものではないが、これがエースケの”らしさ”だ。


「それじゃあ……エースケが一番悲しい思い、するってことじゃない」


「やっぱツァル子は優しいな。あんな激イタ発言に応えてくれるなんて、俺なら無視して寝るね」


「どんなこと考えてるか聞きたかったんだもん」


「大したことは考えてねぇよ」


「それでもいいの。色々話してくれて、その、ありがと」


「おう」


 アルーゼを必ず助ける。その共通目的と、それぞれが抱える思いの交差。

 力の通用しない世界でノアという協力者が参戦し、エースケたちの運命に追い風が吹き始める。

 聞き耳を立てていたノアとレオンはエースケの言葉に俄然やる気を出した。

 今度こそ、アルーゼを縛る支配の鎖を断ち切る。


 エースケたち、そして師匠ノアのルゼアチノ到達を知らないアルーゼは、憎らしいほどに澄んだ青空を眺めていた。


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