第10話 優柔不断女、永遠の“保留”地獄
婚活塾の会場
「決められない女」が、また一人。
■問題児:曖昧 玲子(33)
・バツイチ
・過去に不倫され男性不信
・元不倫相手を引きずっている
・誰に対しても「いい人なんだけど…」で終了
マッチング結果0(ゼロ)。
玲子、ぽつり。
「…いい人はいるんですけど、なんか決められなくて」
吉田、即答。
「一生独身だな」
空気、凍る。
「決めない女はな——」
「誰からも“選ばれない”」
■公開ヒアリング
吉田、男性陣に振る。
「お前ら、こういう女どう思う?」
男性A「ずっと様子見されそうで無理」
男性B「結局、元カレと比べられてる感じする」
男性C「俺に興味ないんだなって思う」
吉田、頷く。
■黒板ドンッ!
【優柔不断女が嫌われる理由】
① 相手に興味がない
② 決断力がない=将来が見えない
③ 過去に縛られている
④ “選ぶ側”に立っているつもり
吉田、鋭く言い放つ。
「お前な」
「“いい人なんだけど”じゃねぇ」
「お前が“いい人になれてない”んだよ」
玲子、言葉を失う。
トラウマ暴露
玲子「…でも、前の人に裏切られて…」
「正直、男が信じられなくて…」
会場、静かになる。
しかし吉田、容赦なし。
「だから何だ?」
玲子、固まる。
「ここはな」
「“過去を語る場所”じゃない」
「未来を選ぶ場所だ」
追撃
「トラウマ語り、自分語り」
「それな——」
「相手に興味がない証拠だ」
女性の本音(逆側)
女性陣も頷く。
「ずっと過去の話されると重い…」
「こっち見てない感じする」
吉田の核心
「いいか、玲子」
「お前がやってるのはな」
「“恋愛”じゃない」
「“過去への執着”だ」
■改善プログラム開始
黒板バンッ!!
【吉田の改善プログラム:優柔不断女編】
■① “過去の男”を切れ
▶忘れろじゃない、終わらせろ
■② “今目の前の男”を見ろ
▶比較するな、観察しろ
■③ “決める期限”を持て
▶ダラダラは最大の悪
■④ 完璧を探すな
▶そんな男、この世にいない
■⑤ 自分も“選ばれる側”だと自覚しろ
吉田、最後の一撃。
「お前な——」
「そんなに迷うなら」
「誰とも付き合うな」
「相手の時間、奪うだけだ」
玲子、震える。
「……私、どうすればいいんですか」
吉田、静かに答える。
「決めろ」
「傷つく覚悟で」
「前に進め」
沈黙
玲子、小さく頷く。
「……やってみます」
選ばれない女は魅力がないんじゃない。
“決める勇気がない”だけだ。
つづく




