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婚活バラエティー小説 「結婚させろ!」〜結婚相談所 所長・吉田節夫の地獄矯正プログラム〜  作者: 虫松


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12/19

第11話 正論モンスター女、全員撤退


婚活塾の会場


また一人、“会話が成立しない女”が現れた。


■問題児:綾波 麗子(32)

・常に上から目線

・「それ違いますよ」が口癖

・相手の意見を即否定

・正論で殴るタイプ


初対面の会話


男性A「休日はのんびりするのが好きで…」


麗子「え、それ時間の無駄じゃないですか?」


男性、固まる。


男性B「仕事は営業をやってて——」


麗子「営業って誰でもできますよね」


空気、死亡。


■女性の本音(客観)


女性A「言い方キツすぎる…」

女性B「正しいかもしれないけど一緒にいたくない」


■男性の本音(地獄)


男A「否定され続けるの無理」

男B「一緒にいたら疲れる未来しか見えない」

男C「結婚=戦場になるやつ」


吉田節夫、ゆっくり前へ。


「……お前さ」


「勝ちに来てんのか?」


麗子「え?間違ったこと言ってます?」


その瞬間——


バンッ!!(竹刀)


吉田、冷酷宣告


「正しいかどうかなんて関係ねぇ」


「“一緒にいたいかどうか”だ」


会場、静まり返る。


■黒板ドンッ!


【押し付け女が嫌われる理由】


① 尊重ゼロ=独り善がり

② 柔軟性ゼロ=頑固

③ 攻撃的=対立しか生まない

④ “正しさ”でマウントを取る


吉田、鋭く言い放つ。


「お前な」


「“正論”で人は惚れない」


「“感情”で惚れるんだよ」


麗子、言葉を失う。


心理解説(その場で叩き込む)


吉田、黒板に追加。


【なぜ押し付ける?】


・人を支配したい

・自分が正しいと思い込んでいる

・負けたくない

・自己中心的

・相手より上だと思っている


「つまり——」


「会話じゃなくて“支配”してるだけだ」


公開処刑


吉田、男性陣に振る。


「お前ら、こいつと結婚したいか?」


全員、即答。


「無理です」


麗子、初めて表情が崩れる。


吉田のトドメ


「男はな」


「“安心できる女”を選ぶ」


「“論破してくる女”は選ばない」


■改善プログラム開始


黒板バンッ!!


【吉田の改善プログラム:押し付け女編】


■① “否定から入るな”

✖「それ違う」

◎「そういう考えもあるんだね」


■② “正しさ”より“共感”を優先しろ

▶正論は武器じゃなく毒になる


■③ 会話は勝負じゃない

▶勝ったら関係は終わる


■④ 相手の価値観を認めろ

▶「自分は自分、他人は他人」でいい


■⑤ 引ける強さを持て

▶柔らかさ=魅力


吉田、静かに言う。


「お前の問題はな——」


「間違ってることじゃない」


「“一緒にいたくない言い方”だ」


麗子、俯く。


「……私、全部否定してました」


吉田、短く返す。


「気づいたなら変われ」


吉田、振り返る。


「いいか、全員覚えろ」


「恋愛は——」


「正しさを競うゲームじゃない」


「居心地を作るゲームだ」



結婚できない女は頭が悪いんじゃない。


“正しさに執着しすぎている”だけだ。



つづく

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