第9話 失礼発言男、人としてアウト
婚活塾の会場。
前回の「ケチ男炎上事件」の余韻が残る中
また一人、地雷が爆発する。
■問題児:失礼 紀雄(29)
・初対面でいきなり容姿いじり
・「え、もう30超えてるんですか?」
・「その服ちょっとダサくないですか?」
・笑いながら失礼発言連発
空気が凍る。
女性陣、表情が消える。
■女性の本音(地獄)
女性A「なんでそんなこと言うの…?」
女性B「初対面でそれ言える神経やばい」
女性C「一緒にいるだけで疲れる」
吉田節夫、ゆっくり前に出る。
サングラスの奥の目が、完全にキレている。
「……お前」
「今、自分が何言ったか分かってるか?」
紀雄「え?いや、冗談っすよ(笑)」
その瞬間——
バンッ!!(竹刀が机を叩く)
吉田、ブチギレ
「それが通じるのは“信頼関係ある相手だけ”だ!!」
「初対面でやるのはただの失礼極まりない攻撃だ!!」
会場、静まり返る。
「いいか、よく聞け」
■黒板ドンッ!
【失礼発言男が嫌われる理由】
① 配慮がない=自己中心的
② 品がない=人間性が低い
③ 信頼できない=危険人物
吉田、睨みつける。
「お前はな」
「“面白いこと言ってるつもり”で」
「ただ人を傷つけてるだけだ」
紀雄、笑顔が消える。
公開処刑
吉田、女性陣に振る。
「今の発言で、こいつと付き合いたいと思ったやついるか?」
全員、無言で首を横に振る。
紀雄、固まる。
吉田の一撃
「恋愛以前に——」
「人としてアウトだ」
空気、重すぎる。
「セクハラ、モラハラ、無神経」
「全部まとめて“地雷男”だ」
「いいか」
「お前みたいな男はな——」
「“面白い”じゃなくて“怖い”んだよ」
紀雄、完全に黙る。
■改善プログラム開始
吉田、黒板に叩きつけるように書く。
【吉田の改善プログラム:失礼男編】
■① 発言前に“3秒止まれ”
▶「それ言われたら自分どう思う?」を考えろ
■② “いじり”は禁止
▶関係性ゼロでのいじりはただの暴力
■③ 褒めろ、まずはそこから
✖「その服ダサくない?」
◎「落ち着いた雰囲気でいいね」
■④ 沈黙を恐れるな
▶無理に喋るから事故る
■⑤ 相手の“尊厳”を守れ
▶人は“安心できる人”を選ぶ
吉田、最後に一言。
「お前が喋るたびに」
「減点されてるって気づけ」
紀雄、震える声で言う。
「……すみませんでした」
女性陣、無言。
だが一人、わずかに頷く。
吉田、背を向ける。
「チャンスは一度じゃない」
「だが」
振り返る。
「同じ失敗を繰り返す奴は、一生“選ばれない”」
結婚できない男はモテないんじゃない。
“人としての最低ライン”を守れていないだけだ。
つづく




