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無責任な魔王は常に◯◯する。  作者: 珀武真由
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ちょっと休憩。

おはようございます。こんばんは、こんにちは。今回は第一話を振り返らせて?いただきました。


 魔王城は相変わらず賑やかで呑気で平和である。


 「うーん、騒がしなッ」


 ベッドで横になるハインはムカつき炎を窓に放り投げた。


 「もぅ、危ないなぁ」


 怒り口調で放たれた声に驚き飛び起きるハインがいる。


 「ルッ。アタタタァ、なんっ。体が」


 (あれ? 今、ルーの声したよな)


 翼を片さず、ベッドで横になるハインは体の筋肉の悲鳴を受け、身をよじらした。


 「ああ。ハインしゃま。体は動かさずうつ伏せのままで、ほら。シュープでしゅよ」

 「ん・・・」


 あてがわれたスプーンを頰ばり、スープを喉に通すとハインは体の激痛を堪え、即座に起き上がりスクリュームを締め上げる。


 「コラッ、スクリューム。きさまはノアの世話をしに帰らんか」

 「ヒャァヒャァ、だって」

 「ハイン、スクリューを攻めちゃダメだよ。ノアの頼みでスクリューは此処に居るのだから。ほら、大人しく寝て」

 「ルー」


 言われるままにスクリュームを放しベッドで胡座をかくとハインは頭をかきむしった。


 「戻ってから幾日経つ」

 「三日だよ。三日間も眠ってたよ」

 「グレイとラスクは」

 「横の部屋で待ってるよぅ。呼びにいくかい? どうするの」

 「ヤダ。ルー、ココに来い」

 「えーと、それはもしかして」

 「もしかしなくても、もしかだ」


 横に座りハインの背中を撫でていたルーを引き寄せ押し倒すと、ハインは胸に顔を埋め息を深く吸いルーの身体の上に寝そべる。


 「イテテ」

 「ほらぁ、魔王が聞いて呆れるぞ」

 「フン、魔王でも体が筋肉痛で悲鳴を上げる時もあるわ。ルー、俺を慰めろ。身体でとは言わん。(そば)にいろ」

 「まったく。はいはい、で今回は疲れたの」

 「ああ。疲れた」


 ルーの顔を見ると髪を掴み、顔を自分の方へと向け力強く口づけるハインがいる。

 傍らにいるスクリュームは、二人の口付けを顔を覆った手の隙間から窺っていた。


 「ンン。疲れてるのでは」

 「疲れてるさ、だから。あえてなんだ」


 組み敷かれたルーは、ハインのされるがままに身を預け、甘い吐息をもらすと身悶え、肌を高揚させている。


 「ンッ・・・・・・疲れ・」

 「疲れてるから、こうやって(オド)を分けて貰ってる。いいだろう、分けて貰っても」

 「やぁ・・・」

 「フッ。ついでに壊させろ」


 二人の行為を最初はどきどきしながら見ていたスクリュームだが、聞こえる熱い息と重なる肌の動きに恥ずかしくなり、そうっと部屋を出て行く。


 「ハゥハゥ、わらしゅのことを忘れられてましゅー。でもでも」


 頬に手を押さえ二人の代わりにモジモジと恥じらうスクリュームがいる。


 (魔王と天使は絵になるというか、なんか神々しいもにょを見た気が・・・)


 扉の前でうろうろ、オドオドとするスクリュームがおり、中ではハインが楽しんでいる。

 

 「なぁ、ルー。久々にさ」

 「ンッ・・・なッ・・・」


 ルーの耳に優しく尋ねるとハインは腰に生えているルーの翼を折った。


 「・・・ウウウ・・・おまっ・・・」

 「ッフ、ルーの苦痛の顔・・・久しぶり」

 「アゥ・・・ハイ・・・ン」


 苦痛と高揚で歪むルーの表情に、艶やかにほほ笑むハインがいる。


 「やっぱり、ルーはいいな」

 「うう」


 甘い吐息を漏らし、身悶えるルーを眺め満足するハインがいる。


 (ううっ、確かによくこうされ、翼をおられたけど・・・あぁ、ダメ・・・い・・・まは)


 涙目で、頬を赤らめハインを見るルーの瞳と|快楽に浸るハインの瞳が重なるとゆっくりと口づけている。


 今を味わう二人は外の騒ぎも、何も耳にも入れず楽しんでいた。


 


お疲れさまです。ありがとうございます。

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