今日の天候は、ふざけすぎだ、危ないだろうが!『晴れ時々槍』だなんて②
おはよう御座います。こんにちは。こんばんは。
*すみません。改稿しました。
自分の頭もハイン以上に馬鹿です。ではお付き合いを。
ニヤける顔を引き締め、ラスクの部屋を訪れるハインだが、扉を開いた瞬間ある物体が飛んで来るやいなや、身体に当たる。
「フグッ、ぅおおおお?」
ハインは腹にそれを受け止め軽く跳ねた。
「なっ、なにがぶつかった?」
床に手を着くハインが、傍らの物に目をやるとキングスライムが二匹が飛び跳ねる。
「魔王さま、おっはぁー。」
「おっはぁー」
「ああ、おはよう。楽しそうだな」
「うん、楽しい! あっ」
キングスライムは驚くとまた分裂した。
分裂したスライムは嬉しそうにぶよんぶよんと跳ね去って行く。
部屋の床に座るラスクが、ハインに気がつくと自分のそばへと手招きしている。
「あっ、おじさん。見て見て、面白いね。後はこれと、こいつかな」
ラスクは、スライムと角ウサギを重ねると手を翳した。
合成を遂げた魔物は、姿は角ウサギだが透明でぶよぶよとゼリーのように体を震わす。
「なんか、イマイチだな」
「ほう、ここまで魔力を使い熟すか。だがな、こうだな」
合成をした魔物に同じように手を翳すハインが造ったモノは、角ウサギの角を持つスライムと角からスライムを出す角ウサギだった。
「ふええ、二匹! しかも造形もしっかりしてる。スゲー」
無邪気なラスクに頬を緩ますハインだが、現状を目の当たりにし、うな垂れる。
部屋に充満するスライムと合成魔物、散らかる本、床に描かれた円陣の跡が凄すぎる。
部屋の中は何とも言えないありさまで汚部屋と化していた。
「ラスク、もう少し分けて作業は出来んものか。あれもこれもだとせっかく身につけたものが駄目になる」
スライムに、腰かけるハインがラスクに注意をすると、いきなり雷がうねりあげた。
「へえ、おじさん。僕に指図するんだ」
「まぁ、指図というよりは指導かな。せっかく見つけたんだ。あれこれと雑多を身につけ、駄目に成られるとムカつくじゃないか」
(まったく、最近のガキは、興味を持つモノには、吸収力が速いことで……それはそれで困るモノだ)
両者が睨み合い、雷を纏うとラスクがしかけるが軽く一蹴され、ラスクは抱きかかえられると尻を晒される。
「わわっ、何をする」
「悪い子にはこうでしょう」
丸い尻を撫で叩くと、ラスクが照れている。困った顔をし溜息を漏らし怒っている。
「おじさん! 手が、触り方がやらしい。スケベ。離せ!」
「ん? やらしい? 普通に触っているだけだぞ。可笑しなことを」
顔を赤らめ、恥ずかしがるラスクに、ハインが笑っている。
「レインになにしたんだ。怒ってたぞ?」
「ああ、あの艶めかなお姉さん? 胸もんで太腿触ってだね。お尻をグフフ」
「こらっ、少年。笑い方がオヤジだな。気をつけないとモテない」
「えっ、うそっ。気を付ける」
「………お前あと何かしただろう。そうじゃないと聞く限りでは怒らないぞ? 淫魔だから触るぐらいでは───」
考えるハインにラスクは瞳が合うと苦笑いした。
「っへへ。お尻触ってたら、手が滑りお尻の穴にプスッと………テ・へッ」
「………お前、やってはいけないことを」
「………ごめんなさい」
尻を赤く晒され、照れるラスクにきちんと悪魔大神官の言うことも聞くように躾けて、ノアの元へとハインは戻った。
(グレイに何をしたのか聞いてないがまぁ、大丈夫だろう)
戻るとパンケーキが出来ていたが、見た目からは明らかにノアが作った感じだった。
「ほう、これはこれは、どう見ても」
ニヤニヤとグレイを見るハインだが、ノアが蜜を出して話す。
「あらっ、でもこの蜜はグレイ様のお陰ですよ。そうでないとこんな綺麗な蜜、手に入らないもの。嬉しい!」
ノアに褒められ、照れているグレイの横で釈然としないハインが、パンケーキを頬ばると大きく口を動かしている。
「ほんと綺麗! お肌にも塗ると効用があると言われてるからレイン様と塗り合いがしたいけど………また手に入らないとは限らないし」
(蜜を塗るノアの艶めかしい身体。いいな、俺が塗りたい! 塗って塗って弄びたい───考えただけで──ゴクッ)
ナイフとフォークの手を止め、喋ろうとするハインを押しのけ、グレイが申し出る。
「蜜はいつでも届けましょう。ですから、ですから、その……です。です」
ハインとノアに目配せをするグレイをノアが見て口に手を翳し笑う。
「ねぇ、ハイン様。パンケーキは確かに私が焼きましたがグレイ様も奮闘されたのです。許して上げては? それに」
蜜を手に置き、うっとりとするノアに免じてグレイを許すハインがいた。
「許すが、ひと月に一回は調達するように。して、今から塗るのか? 日を改めるのか」
パンケーキを食すとハインはノアに絡んで何かを要求している。
「ちょっと、ハイン様。やっァ………どこ、ッお舐めにッ、アア………ッ──しかも、あっ目の前にグレイ……さ……ンンンッまが」
「グレイ、許すから帰れ───。俺はまだここにいていいよな」
「は、帰りはご自由に。では」
ハインは睨み、グレイに瞳で合図を送る。部屋から出て行くようにと………
(ああ、甘甘娘のお陰で助かった……「甘甘」を言い改めるか)
ハインの折檻から免れ、喜び安堵するグレイがいた。
「ノア~。よぉく考えると樹のシロップじゃなかったんだが、俺の蜜はどこよ」
「ああっと、イ・今・ままからその……あっん」
(あれれ、そう言えばこちらの蜜に夢中で、ハイン様のは、──ッア。ごめんなさい)
照れるノアを抱きハインは、頬にキスをするとノアを持ち上げ担いだ。
場所を移動する。
グレイは弄れなかったが、目の前に弄れるノアを見て喜ぶハインがいる。
「さぁて、ここに一つ玩具もあることだし、どこまでも耐えて貰うぞ。ノア。グレイの分も」
「ええっと、その……あっン……の耐えないとハァハァん。ダメ?」
「ああ、耐えろ。俺の命令だ。俺の蜜になれ」
「ヒャァアン」
部屋のベッドにノアを放り投げる。
グレイの折檻は出来なかったが、蜜を手に取り、ノアを弄ることを考え、満面の笑みを見せるハインがいた。
お疲れ様。ありがとうございます。んー、難しいしまだまだです。こんな自分ですがまだまだよろしくお願いします。




