頑張れ!俺!平常を保て!
あれから30分…………
「可愛い良い!!妹ちゃんクンカクンカ」
「うぐ……」
…………
いや〜……完璧に入るタイミングを逃した。
そっとドアを閉じる。
「どうしよ、いつ入ろう?」
「…………うーむ」
お義理兄さんも困ってる……
「とりあえず、何事もなく入ってみようか?俺」
「……そうしよう」
よし!
行くぞ!
うおおおおおおおおおお!
「遅くなってすまない、ちょっとそこで__」
「__ずっと聞いてましたよね、ドアを少し開けて」
…………バレてた!
「敵わないな」
目の前ではアオイさんを守るように抱いているアカネ。
「奴隷時代に私のトイレを覗く看守も居たんです、今さら人目なんて気にしません」
「それで?いつまでそうしてるつもりだ?」
「あ、ごめんなさい」
無意識だったのか……
まぁでも、いい傾向だ。
アオイさんのおかげでアカネも変わってき__
ぶふぉあぁあ!!!!
アオイさんが解放され、長い髪を無意識に髪をかきあげる動作をした瞬間、俺の何かが音を立てて崩れて切れて崩壊して塵になった。
「っ!」
なんだその服!なんだその動作!!!
アオイさんの服装は大胆にもおへそを出している……のは!まだ良いが!(良くない!)
なんだあれは!おへその上!乳!オッパイが!下乳が出てるファッションンンンンン!?!?
うおおおおおおおお!!!!耐えろ俺!うおおおおおおおお!わんわんわんわん!ぐわぁぁ!!!
理性が吹き飛ぶぅ!!!
「リュウトさん、許しませんよ?」
「え?あ!な、何を言ってるのやら!」
「ジーーーー」
「そ、それより、知ってると思うけど、改めて紹介するよ……その獣人は俺のパーティーメンバーの____」
「むぅ!」
アカネが頬を膨らませてむくれた!
おぉ……良いじゃないか、アオイさんの前では自分を隠さずに出せる。
アオイさんだけではなくアカネ自身も何かが吹っ切れたみたいだな。
うん!アオイさんすごい!
「ごほん......“家族”の《アカネ》だ」
話を聞いて導き出したのはこのワード。
答えが出ていない普通の奴隷を目指していると聞いたがアカネの中で徐々にビジョンが出来てきているのだろう。
「よろしくお願いします♪アオイさん」
「よろしく……お願いします、アカネさん」
よしよし。
これで一区切り着いたかな?
「さて!と、じゃ、そろそろ戸の前で手を組んで待っている奴を連れてくるよ」
お義理兄さん〜!
「もう入ってきていいよ」
「......帰ろうかと思った」
「まぁそう言うなってハッハッハ」
「!?」
「......久しぶり」
これで、この世界に召喚された勇者が3人。
「さぁ、全員揃ったし、【勇者会議】を始めようか。」




