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「すいません!すいません!」
老若男女、さらに獣人までもを魅了する容姿の彼女は牛の獣人の前で必死に土下座をしていた。
「でー?この店はこの俺が誰かわかってんのか?俺はな!あの《熊さん組》の一員なんだよ!」
「っ!!」
「ほら、何とか言ってみろよ?」
持っていたミルクを、ディーラー姿の彼女――アオイへ容赦なく浴びせた。
「…………」
その光景を見ながら周りの獣人達も助けるわけではなく、慣れているのか話しているだけだ。
「よりにもよって熊さん組か」
「この店も終わったな」
「それにしてもあの人間、本当に顔がいいな」
「身体もいいぜ?」
「俺も買ったばかりの人間の奴隷に飽きたし、あいつ買えるかな?」
「無理無理、アイツはここの目玉商品だ、1日のレンタルだけでも破格に高いからなぁ……それなら他に回した方がマシだ」
____ここは獣人とギャンブルの国。
【アバレー王国】




