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怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~  作者: 牧田紗矢乃
秘密ノ怪

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四、スギモリさん

 名前とは関係なく「スギモリさん」と呼ばれていた不思議なおばさん。

 開発のために村にあった杉の木が切られることが決まった時、スギモリさんは何かのお願いをするために御札を飾ります。

 すると、工事中に事故が相次ぎ、業者の撤退が決まりました。


 柔和な雰囲気でありながら、裏で何かをやっていそうな不思議な怖さがあるスギモリさん。

 たぶん、代々杉の木を守ってきた一族の人なんでしょうね。


 こういう名前ではなく「役割り」で呼ばれている人とかいいですよね。

 民俗学とかかじっていると、そういう話ってぽつぽつと出てくるんですよ。

 現代ではほとんど見かけないけれど、昔はたくさんいたんだろうなぁと思いを馳せてみたり。


 単体で2、3000字の短編として出せそうなネタなので、シチュエーションを変えていずれ書くかもしれません。

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