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怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~  作者: 牧田紗矢乃
日常ノ怪②

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二十二、来客

 家に突然訪れた老婆。

 語り手は夫の知り合いだと思い、お茶とお菓子を出すが……――。


 私の中のイメージは、現代版ぬらりひょんですね。

 ところで、ぬらりひょんってなんなんですか?

 妖怪の総大将って言われてますけど、それは最近になって付いた俗説だ、みたいな情報も出てきますし。

 調べれば調べるほどよくわからない存在じゃないですか?


 つまり、この話に出てくる老婆もそういう存在です。

 たぶん生きている人間ではないんだけど、幽霊なのか妖怪なのか、はたまた神様的な存在なのかは一切わかりません。


 ただ、もてなされたことに気を良くしたのか気まぐれを起こしたのか、語り手の家にはいるようです。

 座敷わらしのように幸福を呼び込んでくれるのか、貧乏神のように家を傾かせてしまうのか。

 それとも正体不明のまま気が付いたらいなくなっている、ぬらりひょんのような存在なのか。

 全くもってわかりません(笑)

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