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80/155

#80 出来るヤツでいたいのに

ポチっとブクマに感謝ぁー!!

やる気↑頑張って、今日も投稿できたよ。


エリックも頑張ってるよ。

中身の悟ルンは……それなりです。

「うん、じゃあ、終わった者からエリックとユリアの手伝いをしよう。セリウス、君が一番早そうだ。もう一度、目を通してやってくれ」

「OK!」


「ゲイル、君も終わりだろう?手伝ってやってくれるか?」

「ああ」


「ルルカ、誤字脱字のチェックは、私も手伝う」

「助かるわ。早く終われそうね」


「よし、では皆、お皿の残りを片付けてから、仕上げといこう」

そう言って残りのケーキを食べ出した。


「はーい」

セリウスがお茶を飲み干し、さっさとレポートの最後の仕上げに取りかかりに行った。


「私はもう食べ終わってるわ」

ルルカはとっくに平らげている。


セリウスを追いかけるように行こうとするルルカを、ユリアが止めた。


「私、まだ結構残っちゃってるの……ルルカ、こっちも手伝ってくれない?」


「ふふ、いいわよ」


新しいスプーンを持ってきてもらい、嬉しそうに二人でプリンをつついている。

まるでイリュージョンのようにすごい早さでプリンが消費されていった。



そして、いつの間にかライオネルもセリウスの側に行っていた。



「…………」

俺は、ぐちゃぐちゃになった黒と白のコーヒーゼリーを見つめた。

なんか……不味そう……ゲ◯みたい……でも、残すのも悪いし……。


「それ、食うのか?」

ゲイルがチラッと泥沼のようなゼリーを見て言った。


「……うん……自分でやったから……」

一すくいスプーンで掬い、食べた。

まぁ……味は普通にコーヒーゼリーだ。

ぼんやりともう一すくい、掬って食べようとした時、


「……ここ、クリームついてるぞ」

口の端を指差し、ゲイルが指摘した。


「え?ああ……」

親指で拭こうとしたら、横からくっと顎を持たれた。

そのままぐいっとゲイルの方を向かされた。


「?」

「……お前さ……考えすぎるなって」

そう言って、ペロッと口の端を舐められた。



「━━━━━━━━━━!?」



「ここも、ゼリーがついてる」

べロリ、と、まともに唇を舐められた!



「━━━━━━!?━━━━━━━━!?」



ゲイルは、何事もなかったかのように手を離し、自分のケーキを食べ始めた。



「━━━━━━━━━━!!??」

唇を両手でおさえ、慌てて周りを見た。



誰もこちらを見ておらず、気付かれていないようだった。


──な……なんなのぉ!?

今……舌、入った感触が……ぐぉぇぁぁあああ!!コイツ!マジなに考えてんのぉおおおおお!?

だからレポートに集中出来ねぇんだよ!!

てめぇのせいでぇえええええ!


「────ゲ、ゲイル……!」

ああ、言ってやりたい!

てめぇ、マジふざけんなっ!!このクソ野郎!って怒鳴ってやるぞ!



「──ん?」

血のように赤く、濡れた瞳で見返された。

口元には酷薄な笑みが浮かんでいた。



「────その……何でもない……」

急速に気持ちが縮こまる。


怖い……この、赤目が怖い……。ほんと、自分の肝の小ささに呆れる……。


「ああ、早くしろよ」

そう言って空の皿を残し、ニヤリと笑いながらライオネル達の元へと行ってしまった。



「くっ──!」

悔しい……また唇奪われたぁぁああ!!


なんでこんなに振り回されてんの?俺!

ゲイルって、マジで男女の区別なくああゆう事やるの、平気なんだ。


もう、あんなの挨拶じゃねぇし!

勘違いとかも言えない……あいつ、何がしたいんだろう?


ぐちゃぐちゃのコーヒーゼリーを、さらにぐちゃぐちゃにしながら泥沼を見つめた。



……しんど……もう、色々考えんの……めんどくさ……。


……全部、無かった事にするか?

ゲイルは普通に、誰にでもキ……するやつなのだ。だから、ゲイルからのキ……はカウントしない。


……うん、そうしよう!もうアイツは無視だ、無視!

ライオネルは事故、ゲイルとはそもそもしてない。つまり、俺はまだ誰ともキ……してないのだ。


思考を止めると、何だか色んなものが身体から抜けていく気がした。

今ならサクサクレポートを進められる気がする!


ゼリーの器を持ち上げ、一気に飲み込んだ。


「よし!」

サクッとやっちまうか!

またやられたぁ────!!逆らえない己がぐゃじぃ!!(。>д<)


思考を飛ばしてやっただけだ( ̄ー+ ̄)

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