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Psycer Brain ─ 神に抗え。その力で運命を変えろ。─  作者: n217 (嘯江 新«ウソブエ シン»)


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第46話「解析」

Az・Genesis最深部


第二班


施設内では、救出活動が続いていた。


タジがサーバーからデータを回収している。


「データのコピー完了!」


夢幻が別の端末を操作する。


「こっちは能力階級に関する資料だ。」


画面には膨大な理論が映し出される。




《能力階級理論》


第1階級──一般人類。


第3階級──核兵器。


第10階級──地球生命存続警戒ライン。


第13階級──全宇宙・常世警戒ライン。




そして最後には、


《第16最終階級 "Az"》




その先はすべて黒く塗り潰されていた。


タジが眉をひそめる。


「肝心な部分だけ消されてる……。」


夢幻が静かに呟く。


「誰かが隠したんだ。」




屋上


マランは地下から伝わる能力を感じながら立っていた。


そこへデウスが現れる。


「会ったようだな。」


マランは頷く。


「あいつは敵じゃない。」


デウスも静かに頷く。


「その通りだ。」


「だが、世界は彼を敵だと認識するだろう。」


マランは苦笑した。


「面倒な世界だ。」


デウスはマランを見る。


「だからこそ、お前の選択が必要になる。」


マランは何も答えなかった。




異変


その時だった。


Genesis全体が赤く点滅する。


警告。


警告。


緊急防衛システム起動。


タジの通信が入る。


「ソウヤ!」


「まずい!」


「Genesisが自動防衛モードに入った!」


施設中の壁が変形し、無数の砲門が現れる。


イレイダは刀を構える。


「チッ。」


「まだ終わらせてくれねぇか。」


ソウヤも能力を発動する。


「みんな!」


「ここを突破するぞ!」




エピローグ


地下深く。


オールドマンは静かにモニターを見つめていた。


「……始まったか。」


その背後には、誰もいない。


しかし彼は、まるで誰かと話すように呟く。


「計画は第二段階へ移る。」




その言葉の意味を知る者は、まだ誰もいなかった。




第46話 完

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