7話 疑心暗鬼。
予告していた通り、今週はお盆イベントで、一日8~9話投稿をしていきます(*^▽^*)
頭おかしい(*^^)v
7話 疑心暗鬼。
「疑心暗鬼になりすぎ……とも言えんよなぁ……『原初の世界』とか、『アサルトアルファ』では、そういう異常事態が頻発したわけやし……」
二人がそんな話をしていると、再び扉が開いた。
今度は配下筆頭である平熱マンが姿を現す。
『平』は、周囲を一瞥したあと、真っ先にセンの方へ視線を向けた。
「師よ……あまり遠くにいかれませんよう」
「分かっているよ。うるせぇなぁ。ちゃんと索敵するだけにとどめているし、その範囲も絞っている。こっちの索敵を、この世界のコスモブラッドに感知されて、いきなり全面戦争になっても挨拶に困るからな」
そう答えながらも、胸中では別のことを考えていた。
(……俺の方が強かったら問題ないんだが……同等かそれ以上だとダルいなぁ……タイマンならいくらでもやりようはあるんだが、配下連中を守らないといけないのがなぁ……ああ、マジで、配下が邪魔……俺とトウシだけだったら、無限にやりようがあるのに……)
ことこの状況において、センは、本当に、心底から、配下達のことを邪魔だと思っている。
トウシと自分だけ……もしくは『自分一人』だけなら、どれほど危険な場所に放り込まれても構わない。
どんな状況になろうと、無限の根性で跳ねのけてみせる。
配下たちは……ハッキリ言って弱い。
誰もかれも、すさまじく高性能な人材だが……センやトウシと比べれば、とんでもなく脆弱な存在。
『センが無限に耐えられる攻撃』の『100万分の1の火力』で消し飛ぶ弱さ。
これに関しては、配下が悪いという話ではない。
センとトウシがあまりにも先に行き過ぎているだけ。
センとトウシが強すぎるだけ、という前提があるのは間違いないが……
この異銀河の『敵』が、『センやトウシクラスである可能性がゼロじゃない』というのも間違いない話。
だから、本当に連れてきたくなかった。
いっそ、全員気絶させて一人で来ようかとも本気で考えた。
――だが、同時に、『自分とトウシがいない間に、第二アルファが襲われて全滅したら?』などということも考えた。
一緒に行動しておいた方が、守りやすいのでは?
全滅は免れるのでは?
色々と、ぐるぐると、無限に心配と疑心暗鬼を重ねた結果が今。
(ここからの最善の一手は……)
などと考えていると、また扉から、一人やってくる。




