55話 トウシという概念でさえあってくれれば、オールオッケー!
本日の2話目です。
55話 トウシという概念でさえあってくれれば、オールオッケー!
「……えっと、なんの話してる?」
トウシの疑問符を、
ペンは気にしない。
「まあ、なんでもいいけど! トウシなら何でもいい! 仮に異世界のトウシだろうと、幼児トウシだろうと、AIのトウシだろうと、TSしていようと関係ねぇ! トウシという概念でさえあってくれれば、それでオールオッケー! これで勝つる!」
満面の笑みを浮かべたまま天井を見上げる。
「あーよかった、よかった! 完全に勝ったな、風呂入ってくる!」
「好き放題しゃべんな。さっぱり、なんのこっちゃ分からん」
★
ペンは床に散乱した大量の紙束を拾い上げながら、トウシに現状を丁寧に説明した。
途中でレンが補足し、ユズが訂正し、ミカンが要点を整理する。
時間の経過により、だいぶ連携がスムーズになっている模様。
幼女魔王も、おどおどしながら自分の知る範囲の情報を口にした。
トウシは一言も挟まず聞いていた。
時折、足元の紙を拾い上げて目を通す。
紙束を確認しながら、壁際に貼られたメモや玉座周辺の状況にも視線を巡らせる。
やがて説明は終わり、
「――ということだ。ここまでで分からないことがあれば、なんなりと質問してくれていい……が、お前には必要のない配慮だろうと信じている」
玉座の間に静寂が落ちる。
トウシはしばらく考え込み、小さく息を吐いた。
「……なるほど」
そう呟くと、集まる全員の視線を受けながら静かに問いかける。
「それで、ワシにどないせぇいうんじゃ」
「そこのクソガキ(魔王)を死なさずに、プレイヤー全員を帰還させて、かつ、俺らを第二アルファに返してくれ。ついでに俺のアザトライザーを限界までアップさせといて。あと、エグゾギアの改造と調律も。あと、この世界の隠し要素も見つけて、クリアしておいて。他にも、俺にとって役立ちそうなことは全部やっておく方向で。……以上。なるはやで頼むぞ。こっちも忙しいから1時間は超えないでくれると助かる。じゃあ、俺、あっちで仮眠してるから。あーよかった、よかった」
言うだけ言って、ペンは本当に歩き出した。
その背中を見た瞬間、トウシの顔が引きつり、
「行くな、行くな。ちょ、待てって! なに、ほんまに行こうとしてんねん!」
肩越しに振り返ったペンが目を輝かせた。
「え、もしかして、もう、神の一手を思いついた? さすがっすね! やっぱ、ゼノリカの正統なる王は、俺みたいなゴミと器が違ぇや。勉強になります! あざーっす!」
「あざーっすやなくて。むりやて」
「ははは。おもろい、おもろい」
今日も2時起きですし、明日も2時か3時に起きると思いますが、
寝るのがはやいだけなので、心配しないでくださいw
体調にはなんの問題もありまさsdfghj-――
舞い散る閃光「どうやら限界のようだ……ということは、ようやくスタートということだな」
キチ〇イの親をやるのは大変ですw




