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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部
コスモゾーンC章 『ペン・ケース』VS『正統なる銀河の支配者』

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54話 暗殺。

午後に投稿できないかもしれないので、

朝に2話投稿します。

本日の1話目です。


 54話 暗殺。


 今は考察している場合ではない。

 目的はただ一つ。

 ペンの排除。


 トウシは静かに歩き出す。

 音も気配もない。

 熱も視線もなく、殺意すら認識の外へ追いやっている。


 イシコロヴェールのおかげで必要はないが、つい呼吸を殺し、気配を殺してしまう。


 3歩。

 2歩。

 1歩。

 ――距離が縮まる。


 右手に黒い刃が形成される。

 エグゾギアが静かに脈動する。

 胸部コアが微かに明滅した。


(一撃で終わらせる……首をかき切って、内部を爆破する)


 確実に殺すための暗殺プラン。


 間違いなくやれる――

 そう思った直後だった。


「ん?」


 ペンの首が僅かに動いた。


 トウシの眉がぴくりと動く。


(気づかれた? いや、そんなはずない。ワシが改造したイシコロヴェールは完璧――)


 ペンはゆっくりと立ち上がった。

 頭を掻きながら。

 そして、トウシとばっちり目を合わせて、


「……おいおい」


 苦笑混じりの声だった。


「えぐい不可視化能力を持ってるじゃねぇか。こっちに集中していたとはいえ、今の今までまったく気づかなかったぜ」


 トウシの背筋を冷たいものが走る。


(な、なんで……気づいたんや……)


「ツラ見せろよ。かくれんぼはもう終わりだ」


 頭を掻きながら言うペンを見つめ、トウシは目を細めた。


 ありえない。

 改造イシコロヴェールを装備した者の気配を感知するなど。


(こいつのセンサー……どうなっとるんや)


 数秒だけ考える。

 だが答えは出なかった。


(ちっ……しゃーない)


 もはや奇襲は成立しない。

 トウシは暗殺を諦め、イシコロヴェールを解除する。

 空間に溶け込んでいた輪郭が姿を取り戻した瞬間――


 ペンの目が大きく見開かれた。


「!」


 それまで頭を抱えていた男とは思えない。

 絶望に沈みかけていたはずの瞳が、信じられないほど輝いている。


「トウシさん!!」


 弾むような声が玉座の間に響いた。

 エグゾギアを着込んでいようと分かる。

 トウシならではの独特な賢者オーラ。

 イシコロヴェールによる秘匿化を失った今、それがハッキリと理解できる。


「トウシさんじゃないですか!!」


「……あ?」


 トウシが間の抜けた声を漏らす。

 だがペンは止まらない。


「助けに来てくれたんすね! 流石トウシさんだ! 俺たちにはできないことを平然とやってのける! そこに痺れる憧れ――」


 だが、途中で急に言葉を止めた。


「……いや違うな……」


 真顔になる。

 じっとトウシを見つめる数秒。

 異様なほど真剣な視線。


「……コアオーラの表情が微妙に違う。……てめぇ、『フラグメント(根源的には同じ魂を持っているが別個体)』か」



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センエース(小説家になろうで投稿しているものはこちらです) センエース(カクヨムで投稿しているものはこちらです) センエース(ハーメルンで投稿しているものはこちらです) また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
「トウシさん!!」と絶望から一転して目を輝かせるペンのテンションの差が最高に面白いです!
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