50話 準備は完璧に整った。
今日は、本編に加えて、
蝉原5話、田中8話でお送りします(*´з`)
狂気の一日15話投稿!!
……頭おかしいんか……
50話 準備は完璧に整った。
エグゾギアの戦闘学習速度を超えて、トウシは、武の真髄を豪速で理解していった。
信じられない速度と精度の適応、狂気的な戦闘センス、圧倒的な才覚――。
20倍に強化されたペンコピーですら、相手にならない高みへ達していた。
静まり返った演算空間で、トウシが、ぽつりと呟く。
「……ワシ、つっよ……」
★
20倍ペン・ケース。
その討伐ログが、巨大モニターへ表示される。
静まり返った管制室で、サトーは映像を見つめていた。
「は、はは……」
ペンの強さを理解しているサトーだからこそ、誰よりも呆れかえっていた。
「さすがトウシくん……流石というか……君はちょっと凄すぎる」
通信越しに、そう呟く。
白い演算空間の中央。
エグゾギアを纏ったトウシが、肩を回した。
ギニギニと、名状しがたい音が鳴る。
「まあ、そこそこ賢い自負はあるけどな」
「その常識的な謙遜が、ここまで猛烈な嫌味になるのは君ぐらいでしょう」
★
アサルトアルファ2――世界中の国家演算資源を束ねて構築された、超高密度思考実験領域。
その中心。
果ての見えない白い演算空間の中で、トウシは静かに目を閉じていた。
巨大なエグゾギアが、漆黒の神のような威容で佇んでいる。
背部外殻が脈動し、尾部ユニットがゆっくりと揺れる。
黒紫色の光が、呼吸をするように明滅していた。
「……最終チェック」
トウシの宣言の直後、空間全体へ、無機質なAI女性音声が響く。
『神経同期率、最終確認』
『同期率、99・999998パーセント』
『存在値圧縮、安定』
『演算領域、正常』
『思考回路接続率、100パーセント』
『反射学習補正、正常』
『戦闘予測補助領域、展開完了』
『エグゾギア全機能、起動可能状態』
無数の情報が、洪水のように流れていく。
モニターへ流れる数千万行のログ。
普通の人間なら、一行も理解できない内容。
だが、トウシは、そのすべてを同時に処理していた。
神経同期状態、存在値圧縮効率、演算遅延、補助AI稼働率、戦闘学習精度。
そのすべてを、一瞬で確認し終える。
「OK……エグゾギアの調整も完璧」
そう呟きながら、ゆっくりと目を開く。
その瞬間、空間が微かに軋んだ。
まるで、白い演算世界そのものが緊張しているかのようだった。
トウシは、軽く首の骨を鳴らす。
ギギ、と過剰な駆動音が、エグゾギア越しに響いた。
「問題ない。負ける要素がなさすぎる」
その言葉に、虚勢は皆無。
ただの紛れもない事実を口にしているだけだった。
無茶な投稿ペースをしているせいで、
今日はついに0時起きで執筆することになりましたw
……なかなかえぐい状況ですが、
もう少しだけ頑張ってみます(*^^)v
応援いただけたら幸いです<m(__)m>




