表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
コスモゾーンB章 アサルトアルファ。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6406/6435

7話 再連の中でも特に『優秀』と判断された期待の幹部候補たち。


 7話 再連の中でも特に『優秀』と判断された期待の幹部候補たち。


「天帝……んー……」


「どうした?」


「……いや……なんか……この世界……際立って強いのがいないというか……なんか、存在値100ピッタリのヤツがいっぱいいるんですよね……なんだ、この世界……」


 ゴーバイは専用の魔法端末を操作しながら、困惑を隠しきれない声で言った。

 指先で術式を切り替えるたび、半透明の観測窓がいくつも展開される。

 地域別の分布、職種ごとの傾向、個体ごとの最大値。

 どこをどう見ても、結果は似たような異様さを示していた。


「いっぱいって、どのぐらいだ?」


「……正確な数字はまだ詰めきれていませんが……万単位でいますね……」


 短い沈黙が落ちた。


 ゼンバイは椅子から身を起こしもしないまま、視線だけで画面を追った。

 数秒、情報を拾い、頭の中で整え、それでもなお、出てきた感想はひどく簡素だった。


「……『存在値100ぴったり』が万単位? ……また、ずいぶんと変な世界だな……」


 異常だとは認識しているものの、

 しかし、それ以上の感情を抱いている様子はない。


 ゴーバイはそんな先輩の横顔をちらと見る。

 ゼンバイは、未知に対して過剰な感情を払わない。

 不気味なものを不気味なまま棚に上げておける。

 そういう冷たさがある。

 冷酷ではなく、ただの無関心。

 情熱を介することなく、淡々と仕事をこなすタイプ。


「次に発見した世界で、『末席昇格試験』を行う予定でしたけど……予定通り、この変な世界で行います? 一応、試験会場の選択は、僕らに一任されているんですけど……」


 ゴーバイが慎重に問いかける。


 ゼノリカには『再連』と呼ばれる部隊が存在する。

 異世界から誘拐してきた上位個体を、再教育し、ゼノリカの戦力として鍛え上げるための機関。


 その再連の中でも、特に優秀と判断された、

 『ペン・ケース』、

 『レン』、

 『ミカン』、

 『クズノハ・ユズ』

 ――この4名が、このたび、ゼノリカ幹部組織『九華』の『末席』へ昇格するための試験を受けることになっていた。


 予定されている『課題』は単純明快。

 発見したばかりのアルファを、4名のみで完全支配すること。

 もちろん、好き勝手に征服していいわけではない。

 『ゼノリカ世界征服マニュアル』に従うことが絶対条件であり、その中には当然、『センエースを布教する内容』も含まれている。

 武力制圧だけではなく、秩序の再編、思想の注入、信仰の上書きまでを含めて、初めて『完全支配』と見なされる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
変な世界はおそらくアサルトアルファだろうしコスモソンキーが修行する程度にはやばいところってのはわかってたからこれから波乱になるとは思ってたけどミカン、ユズがいると不安が大きくなる。やっぱまだユズは絶望…
ゼンバイ、ゴーバイ、ゼンゴートみたいな面白い響きがある。 というか存在値100って真第一のボーダーだったような? なんか色々面白い世界だな。 無神銀河、プラメモ融合形態の聖天無神とかも含まれてそう。…
2026/04/30 16:35 クロゲワルダ
存在値100ピッタリが万単位という異常事態……。 RPGで言えばレベル100がカンストの世界なのか、 あるいは個体差が完全に削ぎ落とされたクローン兵団なのか。不気味な予感しかしません!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ