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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
コスモゾーンA章 舞い散る閃光の無限神生。

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68話 見てるよ。


 68話 見てるよ。


「うぐっ……ぐほっ……や、やめ……ろ……も、もう……殴るな……死ぬだろうが……」


「きみがっ、死ぬまでっ、殴るのをっ、やめないっ」


「う、がはっ……ぁ……死ぬ……死ぬから――」


「お前、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね? ――死ぬんだよ、お前は、今日、今から、ここで、絶対に、確実にぃい!」


「ふざっけるなぁ!! 許さないぃ! ムカつくぅ! あんたの顔、マジでイラつく! ユウゴよりもミカンよりもぉ! あんただけは絶対に死んでも許さなぁい!!」


 ひねり上げるような怒声が天まで届く。

 ギリギリと、歯ぎしりの音がこだまする。

 膨らんだ憤怒を限界まで加速させていく。

 センもユズも双方ともに全く理解していないが……この怒りは、2垓年分の重荷。

 だから、届く。


 ユズの中で、


「…………っ! ぁあああああああああああああああああああ!!」


 ――『他の人はたくさん助けたくせに、なんで、アタシだけは助けてくれなかったの?』

 そんな私怨が、無意識の底で暴走する。

 ずっと見てきた。

 2垓年も、ずっと!

 センエースがたくさんの人を泥臭く美しく救い続けてきたこと!


 ――だからこそ、この怒りは正当に昇華される!!!

 『なぜ、世界だけではなく、あんたまでも、アタシを見捨てた?!!』


 『ネメシス・エヴァンジェリン』が、ギチギチと音を立てて脈動!

 結果、


「あはっ……!」


 ユズは、天を仰いで、ノドをからす勢いで、


「あははははははははは!!」


 狂ったように笑うユズを見て、センは眉間にシワを寄せ、


「ん? ……おいおい、覚醒するのかよ。マジで? まだ強くなるの? すげぇね、ほんと」


「――【【終天極悪神化】】――」


「マジでか……俺、最終固有神化を会得するの、すげぇ苦労したのに……おたくはアッサリだねぇ……」


「はははは!! どうだ、クソ野郎!! アタシの輝きを! しかと見ろぉおおおおお!!」


「見てるよ。よそみしてるように見えるか? 初手からずっと、釘付けだろうがよぉ。無理してボケてるが、心の中は怒りと恐怖でパンパンだよ」


「ほう! あんた、存在値『170京』かぁああ! お強いねぇ! なんであんたみたいなゴミが、そこまでの強さを得たのか心底不思議なぐらいだけど……でも、無意味ぃい!! アタシの今の存在値210京で、てめぇより上ぇ!! ひゃっはぁあああ!!」


 爆発的に膨れ上がった事による万能感に酔いしれて発狂するユズ。


 ちなみに現在、センは出力的に『存在値170京』程度に調整してある。

 ユズの目は、『現状のセンの出力』を見通すことはできたが、

 センの『ポテンシャルの全て』を見通すことはできていない。


 ちなみに、センの出力を見通せているのは、ユズの目が優れているからではなく、『170京が見える所までは許す』という形でセンがフェイクオーラを整えているだけ。


「いつまで。アタシの上に乗ってんだ、ゴミぃいい! どけぇええ!」


 そう叫びつつ、全身から、全方位に向けて、大量のエネルギー波を放射させるユズ。

 センは、いったんユズから離れて、中距離を確保すると、


「……確かに210京になっているな。成長速度のバグり方がえぐいねぇ」



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ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
ユズが上回ったって喜んでる数値すら、セン様のさじ加減一つ。手のひらで転がされていることに気づかず、万能感に浸るユズが不憫にすら見えてきます。
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