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崔浩先生の「元ネタとしての『易六十四卦』」入門  作者: ヘツポツ斎
☰ 乾

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【乾離】大有(慎んで害を越えれば吉)

大有だいゆう 引用5件

元亨。

 大いに通ず。



初九:无交害,匪咎,艱則无咎。

 害を受けることも、咎もない。

 艱難を真摯に思えば咎はない。


九二:大車以載,有攸往,无咎。

 さながら大きな車に荷物を載せるが如し。

 進むことが叶い、咎はなし。


九三:公用亨于天子,小人弗克。

 公卿が天子にもてなされもするが、

 小人であればそこにあずかれまい。


九四:匪其彭,无咎。

 いたずらに増上慢とならぬようにせよ。

 さすれば咎はなし。


六五:厥孚交如,威如;吉。

 信義もって、ときに威儀もって交わるべし。

 吉を得よう。


上九:自天佑之,吉无不利。

 天よりの助けあり。

 吉であり、験なきことなどない。



○上経 第十四卦 大有

最終局面ではなく、そのひとつ手前にある苦難は夬に較べればはじめから見立てもとりやすく、それならが慎んで振る舞えば対処がしやすい、となるのであろうか。ときに柔和に、ときに威厳を持って、というのは、どちらにせよ驕り高ぶらぬようにせよ、と言うことでもある。当たり前と言えば当たり前なのであるが、易は傲慢なものの振る舞いをはじめから前提とせぬのだな。



■採取された引用は実例及び引用内容の紹介のみとする。


・左伝 僖公25

 筮之。遇大有 之睽。曰吉。遇公用享于天子之卦也。戰克而王饗。吉孰大焉。且是卦也。(大有)

・史記47 孔子 注

 天生德者,謂授以聖性,德合天地,吉無不利,故曰其如予何。(吉无不利)

・漢書63 評

 天之所助者順也,人之所助者信也;君子履信思順,自天祐之,吉無不利也。(自天祐之 吉無不利)

・後漢書28.1 馮衍上

 詭於眾意,寧國存身,賢智之慮也。故易曰『窮則變,變則通,通則久,是以自天祐之,吉,無不利』。(自天祐之 吉無不利)

・三國志29 管輅 注

 今明府道德高妙,神不懼妖,自天祐之,吉無不利,願安百祿以光休寵也。(自天祐之 吉無不利)



周易正義

https://zh.wikisource.org/wiki/%E5%91%A8%E6%98%93%E6%AD%A3%E7%BE%A9/02%E5%A4%A7%E6%9C%89

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