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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第二章 修行だっ

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38.魔法研究④〜大地を割ってみよう〜

砂遊び編は今回が最後!


川を一本作ったが、もう一本も同じ方法で作るのは少しめんどくさい。


というのも、いちいち移動して打ち込むのを繰り返すのが若干めんどくさいからだ。


というわけで、一括で行う方法を考える。


そこで、思いついたのが大地を割ることだ。


モーセは海を割ったそうだ。


俺は魔法があるから、大地を割る。


具体的には先日使った大地を動かす魔法を使えばいいだろう。


川の流路となる部分を集中的に引き離す方向へ力をかければいいだろう。


というわけで少し詠唱を改変して、魔法を行使する。



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ、という音とともにかなり大きいスケールで川の流路ができた。


まあ、これで完成だっ。


雨がないから、降らしてやるか。


大きいスケールで山頂に水魔法を唱える。


チュドーンというおおよそ水とは思えない音を立てながら着弾し、川に水が流れ出した。



………………。


流れ出した。


………流れ出したのだが、なかなか進まない。


そりゃそうだろう。


大きさが大きさだもの。


というわけで、何発も打ってみよう!


そう思ってでかい水球を打ちまくっていたら、




久しぶりに気絶した。


◇◇◇◇


目を覚ますと、俺はメイドさんに担がれていた。


確かカホさんだっけ?


半年ぐらい師匠の家に通っているけど、あまり関わりがなかったんだよな。


このまま担がれているのも少し恥ずかしい。


「あのぉ、目を覚ましたので、下ろしてもらってもいいですか?」


「おや、そうですか?」


カホさんは顔色ひとつ変えずに俺を下ろしてくれた。


「どこか痛むところはありませんか?」


無表情で問いかけてくる。レイブン先輩の方が表情がある気がする。


「どこも問題ないです」


「そうですか。レイ様、森で魔法を行使するのもいいですが、気をつけた方がいいですよ。深いところには、強大な魔物や生物が潜んでいるので、気絶していると、危険です」


忠告してくれた。


というか、師匠は教えてくれなかった。


まあ、危ないのはわかっていたし、今度からしっかり気をつけよう。


「ちなみになぜ助けられたんですか?」


少し気になった。森のある程度深いところで気絶したはずだ。


「あれだけ大きい魔法を行使していたら場所はわかります。あと、実は貴方が森で活動しているうちは、レイブンと私が交代で安全を確認しています」


どうやら、しっかりと見張られていたらしい。


「ありがとうございます」


「いえ、こちらこそ」




あれ?


そういえば、気配を感じたことがないぞ?


どういうことだ?

サラ姉( ´∀`)「レイくんがちゃんと安全に活動していて安心」


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