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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第二章 修行だっ

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36.魔法研究②〜山づくり〜

必要なことを一通り覚え切った頃。


とりあえず、師匠に「魔法実験をする広い場所をください」と言った。


師匠は「いいぞっ」と言って、俺のいる村の反対の森を指した。


広い土地がもらえたので、とりあえず山を作っていきたいと思う。


やっぱり実践していくうちに知識は覚えていくものだ。


◇◇◇◇


山というものがどう言った感じでできているか知っているだろうか。


「火山」と「地面の隆起」だ。


師匠の作った山はおそらく、上からズサーッと土を持っただけだろう。


なので、俺は、原則に則って山を作ってやろうと思う。


「火山」は少し被害が大きいのでやめておく。


今回は「地面の隆起」による山づくりをしたいと思う。


原理は簡単、地面のプレートを折れない程度に力を加えながら、曲げていくのだ。


それで地上方向に捻じ曲がるように褶曲させていく。


「大館曲げわっぱ」のようにしていけばいいのだ。


それで、魔法の術式を組んでいく。


①地下とても深くから、地上に向かって、少し地面を動かす。

②地上付近の山を発生させたい地点に向かって、地面を動かす。


①②をひたすら繰り返すようにすればいいだろう。


また、一日で動かすと、プレートが折れてしまうかもしれないので、一ヶ月かけてじっくりやっていこうと思う。


目標は500メートル。


なので、師匠の家が山腹に来るように、10キロほど先に山頂ができるようにすればいいか。


それじゃあ、頑張るぞ。


◇◇◇◇


一日目。


地面が少し動いたかなという感じだ。


一応、2メートルほど山頂付近が隆起するまで動かした。


でも、森に異変はなかった。


◇◇◇◇


四日目。


結構地面が動くようになってきた。


自然と上方向に力が向かうようになっていたので、それをサポートする形で5メートルほど押してあげた。


少し、森の生き物の気配が減っているように感じた。


◇◇◇◇


十四日目。


かなり地面が動いている。


というより、勝手に中心方向に力が集まっている。


少し魔法で力をかけてあげるだけで、8メートルほど上がっているように思われる。


が、魔法を行使していない間も、自然隆起しているようだ。



◇◇◇◇


二十八日目。


一日で約10メートルほど上昇していっている。


ほぼ勝手に。


一応、中心方向に力を向かわせる魔法を唱えながら、上方向に地面を持ち上げる魔法は唱えていない。


なんか、地震が増えているような感じがする。


◇◇◇◇


目標の一ヶ月後、かなりでかい山が出来上がっていた。


しかも中心部分が急に盛り上がっている。


師匠が作った山の2倍ほどとなっている。


少しやばいかもしれない。


ちゃんと師匠に山ができたと伝えよう。


ーーーー


怒られるかと思って、かなりでかい山ができたことを師匠に伝えた。すると、


「ハハハハハッ。あれがお前が作った山かっ。でかいなっ」


師匠は大笑いしていた。


「自由にしていいと言ったのは私だからなっ。好きにするといいぞっ」


師匠は実に寛大だ。

サラ姉Σ('◉⌓◉’)「レイくんが山を作った!?」

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