表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第二章 修行だっ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/49

23.手合わせ

よしっ。これで今日のノルマも終わったぞ。


「そしたら、サラ姉、手合わせしよう!」


クラはちゃんと木剣が折れたり俺が吹っ飛んだりしたりしても大丈夫なように遠くに座らせておく。


「もちろんだよ。そしたら、合図はどうする?」


「じゃあ、この石が落ちたら始めでいい?」


師匠との手合わせではコインだったが今はないので石で代用する。


「そしたらレイくんが投げた石が地面に落ちたのが合図ってことだね」


お互いがしっかりと距離を取り、目で合図して、石を投げる。


しっかりとサラ姉から意識を外さないようにっ。


コトンッ。


いきなり距離を詰めないで、一撃で仕留められないように警戒する。


場が少し停滞する。


サラ姉もしっかりと俺に警戒しているようだ。


少しずつ距離を詰めていく。


そして、ある程度の距離になったら、一切動けなくなった。


これがサラ姉の間合いだろう。


俺の間合いはもう少しだけ狭い。


そして、サラ姉は俺から意識を外している瞬間が、無い。


俺が少し距離を詰めたら、剣を振られる。


体格差や体重差から俺は吹っ飛ばされてしまう。


だからと言って先に動くわけにもいかない。


長い停滞が続く。




動いたっ。


このタイミングに合わせて、無理をして、押し込むっ。


よし、サラ姉が引いたっ。


重心を合わせて、狙いを定めて、当てに行くっ。


ーーーー

sideサラ


うーん。レイくん、一切油断してくれないね。


そしたら、結構厳しいね。


少し強引にきてくれたら無理やり押し切れるのに。


少し間合いを詰めに行こうとしても距離を取られる。


勝負がつかない。


この時点で私の負けのようなものだ。


体格差や間合いの有利を持ちながら硬直状態に保たれているのだから。


あと、しばらく硬直が続いたら、無理やり攻めて崩すかな。




レイくんが息を吐いたタイミングで無理やり攻撃を始める。


少しこれをすると崩れやすいのだ。


あれっ?やばい、押し込まれてる!?


強引に行ったのが裏目にっ!!


でも、引かずに行くしかないっ!


流しの型を使ってっ。


ふっ。


逆にこちらが攻撃に転じて一気に方をつけるっ。


よしっ。


これで決着かな。


私の木剣がレイくんの首にしっかりとスレスレに当たっている。


「参りました」とレイくんが降参した。


ーーーー


結構いいところまでいけたと思ったら一気に負けてしまった。


「うん、レイくんはすごいできると思うよ」


サラ姉が慰めのように言ってくれた。


「私も少し危ないところだったからね。学校の人たちよりできるかもね」


サラ姉が凹んでいる俺を見て、少し大袈裟に言って励ましてくれているようだった。


もう少し強くならなければ。


少しだけ訓練に取り組む理由ができた。


しっかりとした戦闘描写です。

技名はまだ叫ぶほどのものはないよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ