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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第二章 修行だっ

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12.兄

世界が、動きだすっ。

私は妹である。名前はクラであるのかもしれない。


なぜ断定しないかというと、理由は明白。これから名前は変わるかもしれないからだ。


ラーラララ・クララン一世とか、クラララン・ラクランクララとか、すごい名前に変わるかもしれない。


子供の可能性は無限大だ。


私は、生まれたばかりである。故に、あまり物事がわからぬ。


ただ確かなことは、兄がいて、母がいて、父がいることだ。


◇◇◇◇


ある日、最近地面にお絵描きしたり、ぶつぶつ何かを唱えて奇妙なことをやっている兄が、ずぶ濡れになって帰ってきた。


知らない、怖い人がリビングにいるので、兄の寝っ転がっているところの上に登っておく。


この兄は非常に頼りになる。


私が転けそうになった時は、すかさず手を差し伸べてくれるし、暇だと思って突撃しにいくと、必ず構ってくれる。


兄が寝ていながら、私を撫でてきた。


妙に落ち着く、この安らぎ。


うーむ眠い。いや、私はぁ……。


◇◇◇◇


そしてそれからしばらく経った後だろうか、兄を家で見かけることがめっきり減ってしまった。


そして家で見かけても毎日、泥のようにベットの上に広がっている。


兄が起きているのをなかなか見かけない。


構ってほしい気持ちがあるが、今は何か夢中になっているように思える。


しばらく放っておき、ココという私によく構ってくれる人と遊ぶようにするか。


◇◇◇◇


ココと遊ぶことしばらくして、暑いと感じるようになった。


これを夏というらしい。


そして、兄も家で見かけるようになった。


そしてしばらく走り込みをするらしい、以前兄が走っていた頃に、ついていくようにせがむと、何か紐のようなものでガッチリと固定されて一緒に走ることができた。


しばらくは兄と一緒に過ごせるみたいだ。

サラ(''◇'')ゞ「次の話は、私のお話です」


簡単に補足(''◇'')ゞ

子供の時間感覚は非常に不思議なもので、作中期間より、早くなっていたり、遅くなり過ぎていたりすることが多々あります。

また異世界の子供が異常なほど早熟なのは、世界の過酷さ故です。

知って驚け、本作の主人公レイはまだ4歳半だぜ。(師匠はそんな子相手に全力で稽古つけるってどうゆうこと?)

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