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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第二章 修行だっ

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7.頑張りターン①

生存報告がてら書きます。

俺は3か月間、頑張った。


とにかく頑張った。


何度気絶したことか。


数えるのは、二日目になってからやめた。


一日目にもう限界を超えていたと思っていた訓練は少しずつよりハードなものへと変わっていった。


まずは、魔法。


一つの魔法が三十秒ほどで詠唱を行えるようになり、途中から「もうそろそろ詠唱しなくてもいいだろっ」という師匠の一言で詠唱は無くなり、今では脳内で無意識のうちに詠唱がすらすらできるほどになり、一瞬で詠唱ができるようになった。


また、最初は十回打つと気絶していたが、15回、20回とだんだんと気絶するまで耐えられる回数は伸びていった。


そして、初級魔法大全には書かれていなかったが、簡単な魔法の中断方法を教えてもらった。


そうじゃないと、無意識で発動した時危険だからだそうだ。


ちなみに、発動した魔法は気絶してしまったり、眠ってしまったりしたとしてもそのまま世界に影響を行使し続けるらしい。


そこで『法命神(ほうみょうしん)』がどうとか言っていたが、意味がよくわからなかった。


ちなみに、師匠は法命神(ほうみょうしん)については「そこにいるんだっ。感じるんだっ。感じられないのか?なら、修行を増やしてやろうっ」となって、結局意味が分からなかった。


中断方法も手のひらを互い違いに合わせて意識をそこに集め、停止させるのだそうだ。


どうしてそうすると停止するのかは法命神(ほうみょうしん)がわからないとどうしょうもない。


そして、無詠唱で停止方法を学んだのち、師匠は「お前には、魔法陣は不要だっ」といい、初級魔法の魔法陣が描かれた木製の板を燃やした。


俺が何度か水魔法や土魔法を行使したときには一切傷がつかなかった木板を一瞬で消し去ってしまった。


改めて、師匠との実力を思い知るとともに、魔法陣なしで、無詠唱の練習をを始めた。


最初の頃はなかなか発動に手間取った。


いつもは唱えるだけで勝手に魔法が出来上がって行使されていたものを自力で発動することとなり、勝手が分からなかったからだ。


そこで何度も唱えてきた時の感覚を思い出しながら、どうやって魔法ができていたのか、魔法を行使したときに体がどのように動いていたか、魔法とは何かに戻りながら何度も失敗しているうちに、わかったのだ。


発動する時に、自らの手のひらに勝手になにか(・・・)が集まっていたということに。


そして、発動する瞬間、一瞬だけ、現実に事象が発現する前に、脳内にイメージ(・・・・)が流れ込んでいることに。


なので、自力でこれらを再現しようと繰り返し試行錯誤をしているうちに、できたのだ。


魔法陣なし、無詠唱を。


そのとき、珍しく師匠が驚いていた。


「お前、やるなっ。もうそろそろ詠唱してみたらと言おうと思っていたが、なんか無詠唱で初めからやろうとしていたから、面白そうでずっと見ていたんだっ」


単に放置されていただけらしい。


「一段飛ばしでできるってのはしっかりと仕組みを理解しないとできないんだっ。だから、魔法について理解したことを聞かせてもらおうかっ」


それから、しばらく午前中は一時間だけ討論が加わった。


でも、気絶回数は減らなかった。


簡単な警告(''◇'')ゞ

よい子のみんなは体に負荷をかけて気絶しちゃだめだぞっ(本当に危ないからね)

※本作の主人公は特殊な環境のもと行っているはずです


サラ(^ ^)「レイくん、なんか魔法上達してるみたいだね」


簡単に補足(''◇'')ゞ

気絶回数が減らないのは、発動スピードが上がったからだよっ。

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