6.帰り道
祝・三万字!
ここまでに読む時間はわずか一時間弱。
ナレーターΣ(゜Д゜)驚愕
この話の下に【お知らせ】があります。
なんとか、素振りを5000回を終えると、日が落ち始めていた。
………………………。(思考停止中)
ちなみに、師匠は1000回を超えたあたりから、本を読んでいた。
ちょっと疲れたな、と思って少し休もうとすると、
「休んでもいいけど、歩き続けろよっ」
そのように一瞥することなく言い放ち、座ることも寝転がることも許されなかった。きつい。
「もう、帰らないとなっ」
そう師匠が言うと、どこからともなくレイブン先輩もやってきた。
「帰りはレイブンが送るぞっ。こいつはそこら辺の魔物より強いからなっ」
「このあたりって魔物が出るんですか?」
「もちろんだっ。わかりやすく例えると、あの村周辺のネズミより100倍ほどの強さのものが出るなっ」
あのネズミの100倍?俺ここにいて大丈夫かなぁ?なんかすぐにこの家壊されそうな気がするんだけど。
「でも、大丈夫だっ。この家の外壁はそんな奴らが突っ込んできても無傷でいられるほど強固な上、私にかかればそんな奴らは瞬殺だっ」
師匠ならそうだろうな。俺の少なくとも100倍以上実力に差がありそうだからな。
「じゃあ、家に帰るんだっ。なんだ、その不服そうな顔はっ」
「いや、師匠なら瞬殺でしょうけど、レイブン先輩は話が別でしょう」
「では、私と一緒に走って帰るのかっ。かわいい弟子めっ」
「いえ、大丈夫です。レイブン先輩と帰ります」
そう師匠に告げると、さっさと振っていた木剣を壁に最初に会った通りに戻し、レイブン先輩と師匠の家を出た。
◇◇◇◇
師匠の家を出てから30分後。
歩きながら横を歩いたり、飛んだりしているレイブン先輩に尋ねた。
「そういえば、レイブン先輩って体大きいですけど、その上って乗れるんですか?」
「かぁ~かぁ~(首を横に振っている)」
どうやら、乗れないらしい。
「じゃあ、さっきどうやっては俺を運んだんですか?」
そう問いかけると、レイブン先輩は鳴き声を一切上げることなく背中に近づいて、俺の背中の服の部分をつかんで、飛び上がった。
「こわいこわいこわい。なにこれ、めっちゃこわい。なんか地面が遠ざかっていく」
そう俺がおびえてじたばたしていると、レイブン先輩はやれやれといった感じで「かぁ~」と鳴き、俺をおろしてくれた。
そんなやり取りをしていると、右前の方向の茂みが少し揺れていることに気づいた。
レイブン先輩は俺が気付くよりワンテンポ早く「かぁ~、かぁ~」と鳴くと、下がっていろと合図を出したので、俺は言われた合図の通り、下がった。
なぜこんなに素直に動くかというと、ネズミの100倍だぜ100倍。一矢報いるどころか、一死してしまうだろっ。
そのように心の中で叫んでいると、茂みの中から少し大きい何かが出てきた。
「ブモオォォォォォオォォォ!!」
そう威嚇しながら突進してきたのは、ちょっとイノシシを二回りほど大きくした魔物だった。
「かぁぁぁっ!!!」
そうレイブン先輩は鳴くと、突進を交わしたと思いきや、すれ違いざまに頭部全体を複数回爪で切り裂き、イノシシを絶命させた。
「レイブン先輩、強かったんですね」
そうレイブン先輩に告げると、レイブン先輩はあきれたように「かぁ~」と返してくれた。
◇◇◇◇
ちなみに、仕留めた魔物は、レイブン先輩が村まで運び、一部は俺の家で消費されることとなったが、大半はそのまま、レイブン先輩が運んで帰り、師匠の家でおいしくいただかれた。
「魔物の肉はうまいなっ」
※一日ですべて食べきってしまったそうだ。
簡単な解説(''◇'')ゞ
ジャイアントクロウ
大きいカラス。
日本で見かけるあれより、若干縦に大きい感じのイメージ。
一応魔法の行使ができるようだ。
人ではない(ので登場人物紹介にも載せられない)。
今後その詳細が明かされるかも……。
作者からの一言
カラスって体毛真っ黒だと思ってたら地味に紫っぽい感じしていると思いませんか?
サラΣ(゜Д゜)「レイ君、安全に帰ってこれてよかったね!」
【お知らせ】
しばらくリアルの都合で更新ができません。
一年ぐらい更新できないかも…
必ずこの小説は完結させるので、応援よろしくお願いします。
ブックマークなどをしておいてくだされば、再び投稿開始したときに見やすいかもしれません。
I'll be back!




