3.食中に「毒」
最初に書いておきます。
よい子のみんなも大人のみんなも絶対にマネしないでねっ。
そんなこんなで、午前中は魔法の訓練に勤しんだ。
そして、お昼を用意してもらうこととなった。
師匠は「食べる子は育つっ。これから、毎日訓練するためにはしっかり食べることだなっ」といい、「今日からは、お前の分もたくさん用意してあるからなっ」といい、食卓を案内してくれた。
なんとそこには、陶磁器製の皿に料理が盛られていた。
正直、ちょっと感動した。
なぜ、俺が感動したかというと、この世界に来てから、家では木製の食器しか、見たことがなかったからだ。
村長宅でもお昼をいただいたが、木製の器でしかなかった。
転生してから初めての陶磁器にワクワクしつつも、自分の食べる席へ移動した。
◇◇◇◇
時は遡る。
レイに師匠と呼ばれることとなる女性は、メイド服を着ている女性にこういった。
「今日から、弟子をとることになったんだっ」
「そうですか。急ですね」
「いや、二か月前にはもう決まっていたっ」
そう白髪の女性が悪びれる様子もなく言っても、メイド服の女性は表情を一切変えることなく返した。
「そうですか。しかし、珍しいですね、ご主人様が弟子をとるなんて」
「そうだなっ。三人目だっ。それでっ、カホにたのみたいことがあるんだっ」
「そうですか。構いませんよ」
「それはなっ、弟子に食べさせる用のご飯をつくってほしいんだっ」
「そうですか。それではいつもより一人分多めに作りますね」
「いや、普通に作ったら鍛えられないだろうっ」
(食事ぐらい普通でいいんじゃないのと思ったがナレーターは語りを入れなかった。)
「ちょっとだけ、毒を入れて、毒の耐性を付けさせなきゃいけないからなっ」
(ほんっとうに、食事ぐらい普通でいいんじゃないのと思ったがナレーターは語りを入れなかった。)
「そうですか。でも、私は毒入りの食事を作ったことはありませんよ」
(だれだってそうだろうと思ったが、ナレーターは語りを入れなかった。)
しかし、メイド服の女性はこう続けた。
「毒を入れて生かすような料理作ったことがありませんから」
(………………。ナレーターは語りを入れなかった。)
「大丈夫だっ。お前らを鍛えたときにも入れているからなっ。レシピはちゃんと用意してあるっ」
なんと、メイド服の女性は白髪の女性の弟子だったのだっ。
だから、ちょっとへんだったんだなとナレーターは語った。
「そうですか。毒を盛られてたのは初めてお聞きしましたが……」
「始めていったからなっ。じゃあ頼むぞっ」
そう白髪の女性が言うと、白髪の女性は家を出てレイを迎えに行くこととなった。
ナレーターは思った。
なんで家に毒があるの?と。
でも、白髪の女性がいるところ?では言わなかった。
だって、ナレーターだって怖いものは怖いんだもの。
簡単な約束(''◇'')ゞ
繰り返しになりますが、
よい子のみんなも大人のみんなも絶対にマネしないでねっ。
サラ(゜Д゜;≡;゜д゜)「レイ君に毒が盛られたっ!」
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