17.暴走
いろいろ実験してみて、ふと疑問に思った。
なんで魔法発動するとき、一つの魔方陣だけで行っているのか、と。
二つ四つ並べて、詠唱したらどんな感じで発動するのか、と。
そう思った俺は、さっそく魔方陣を二つ並べて実験してみることにした。
もう魔方陣は書きなれてきたので、一時間程度で一つの魔方陣を書きあげられるようになった。
人間、慣れは大切なんだなぁ。
では、さっそく詠唱をしていきましょう。
『われらに寄り添い(長いので略)よ、水球!!』
詠唱を終えた瞬間、いつも通り、水の塊が生成されていく。
が、片手サイズではとまらない!!
水の塊はどんどんおっきくなっていき、自分の背丈ほどになっても、まだまだ大きくなっていく。
やばい。
そう思ったときに、気づいた。
魔法の止め方ってあったっけ?
いろいろなことを考えているうちに、水球の大きさは増していき、俺は気を失った。
◇◇◇◇
side最強で、最高に美しい、天才美女様
ある日、彼女は森にいた。(なんで?)
そして、気づいたのだ!!
「近くで、超級魔法を使ったやつがいるなっ」
彼女はすぐに超級魔法の行使した人物のところに行った。(なんで?)
彼女は目にもとまらぬスピードで森をかけ、魔物を踏み殺し、レイがいまだ狩ることができていない鳥をつかみ取りし、羽抜きや血抜きを行いながら、向かっていった。(なんだって?)
そして、彼女は足を止めた。
「ほう、こいつが行使した奴か」
彼女は、意識を失い地面に倒れている水の滴る子供を観察した。
「こいつが本当に行使したのか?う~ん、先生みたいに子供の見た目で実はっていう可能性もあるからなぁ」
彼女の先生は、子供の見た目らしい。先生、この人、見知らぬはずのナレーターに暴力ふるってきます!!
「うん?」
ばっ、ずしゃぁぁぁ。(スライディング土下座をする音)
「こいつ、見たことあるなぁ」
………………………………………………。(恐怖で声も出ない)
「あっ、あの森で見たことのあるやつだ」
……………………………。えっ、こっちのこと見えてんの!?
「そうだ!こいつ、ソルとアンのところの子かっ」
ふぅ。(危機を抜けたとこによる安堵)
「とりあえず、届けるかっ」
そう彼女がつぶやくと、水の滴る子供を肩に担ぎ、村へ向かっていった。
サラ\(゜ロ\)(/ロ゜)/「レイ君、大丈夫かなぁ」
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