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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第一章 始まり

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15.読解⑤

一か月努力して書いた魔方陣が魔法を行使したことによって消されたことで少しがっかりし、一度魔法から離れていたある日のこと。


「【法命神(ほうみょうしん)】は自らの心の中にあるため、魔法の行使者自身が理解する言語であれば、なんでもよいと考えられているのじゃ」


という「魔法初級大全」の言葉を思い出した。


本当に魔法はほかの言語で行使することができるのだろうか?


そう疑問に思った俺は、一週間ほどかけて、日本語で魔方陣を書き直した。


前回より中身の形の作り方がわかっていたのですんなりできた。


再び詠唱を唱え、魔法を行使する。


『われらに寄り添い(長いので略)よ、水球(ウォーターボール)!!』(日本語)


すると、魔法がしっかりと発動し、魔方陣の上に水の塊が落ち、前回同様魔方陣が流された。














しかし、よく見てみると前回と異なり、うっすらと少しだけ魔方陣が残っている!!


もしかして、日本語のほうが少しだけ威力が小さい?


これはもしかしたら、もしかするぞぉ!


◇◇◇◇


言葉によって、魔法の威力が変化する可能性を見出した俺は、さっそく実験してみることにした。


俺の使える言語は異世界語、日本語、英語、フランス語、中国語の5つ。このうち、日本語は、ひらがなだけの場合とひらがなと漢字が混じっている場合、そしてカタカナで書いた場合に分けて実験を行う。


実験にあたり、魔法の行使によっていちいち魔方陣が消されると大変なので、大きい桶を親から借りてそこに水がたまるようにして、水の塊によって魔法が行使されるのを防ぐ。


各言語7回ずつ魔法を行使し、すべての行使が終了したときの水のかさを桶のふちにサラ姉からもらったペンで印をつける。


「魔法初級大全」には、連続で何十回も行使すると意識を失うことがあると書かれていたので、一日に一言語ずつ実験を行っていく。


つまり、7日かけて実験を行うということだ。


それでは、やってみよう!


◇◇◇◇


一週間後。


無事実験をすべて終えることができた。


結果、異世界語>日本語ひらがな>英語=フランス語>日本語(ひらがなと漢字混合)>中国語>日本語カタカナという順番になった。


なにか規則でもあるのだろうか?


詠唱の文字列の最初のフレーズを並べてみる。


異世界語            نحن معكم في السراء والضراء

日本語 (ひらがな)      われらによりそい

英語              Being close to us

フランス語           Se tenir près de nous

中国語             常伴我们左右

日本語(ひらがなと漢字混合)  我らに寄り添い

日本語 (カタカナ)      ワレラニヨリソイ


もしかして、流れるようなつながりが関係しているのか?

あと、少し言語が丸っこいほうが強いのか?


今度は字を筆記体や草書体に崩して、魔方陣を書いてみるか!

簡単な解説(''◇'')ゞ

魔方陣の外周には詠唱で使用する言語で詠唱を記しています。

なので、もし詠唱の言語を変える際には、いちいち書き直さなきゃいけません。

大変ですねぇ。


サラΣ(゜Д゜)「レイ君って多言語マスターなの!?」


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