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異世界で必要なのは、魔力、知力、武力、それと……  作者: 大山小水
第一章 始まり

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14.読解④

結局二日間、食事の時も、寝ているときも魔石の粉末を手のひらに置き続けたが、魔石は熱を帯びることはなかった。


だが、必死になって「魔法初級大全」の魔穴(まけつ)に関するページを読み込んでいくと、次のことが分かった。


・この世界の人(生物)は大なり小なり魔穴(まけつ)を持つ!!!

魔穴(まけつ)を持つ限り、魔法は使える!!!


つまり俺はっ、魔法がっ、使えるっ!!!(心の中で全力で叫んでいる)


仮に威力が小さかったとしても、俺は満足する。


だって、魔法なのだから。


◇◇◇◇


というわけで、お待ちかねの魔法の行使に移ろうと思う。


まず、「魔法初級大全」の該当のページを読んでいこう。


「魔法の行使には、詠唱が必要なのじゃ。というのも、魔法は【法命神(ほうみょうしん)】様に語り掛けることによって、体内に取り込んである魔素(まそ)魔穴(まけつ)から放出する際に世界に干渉する事象であるからなのじゃ」


ここで再び出てきた【法命神(ほうみょうしん)】。こいつに語りかけてんのか。


「【法命神(ほうみょうしん)】は自らの心の中にあるため、魔法の行使者自身が理解する言語であれば、なんでもよいと考えられているのじゃ」


へぇ~。


「じゃが、最初に魔法を行使する際には、必ず魔方陣を組む必要があるのじゃ。最初はイメージが安定せず、魔法という事象が成立しなくなってしまうのじゃ」


ほうほう。


「なので、次の20ページにわたり、詠唱に応じた魔方陣の作り方が書いてあるのじゃ。それを使って次の20ページ以降に一つの魔法に3ページほど使っている詠唱の魔方陣を組み立て、行使してみるといいのじゃ。最初の魔法のおすすめは、水魔法じゃな。というのも(以下、大賢者の過去語り)」


ほう?


ほ~~~う?


次のページをめくってみる。そこには単語ごとの魔方陣の形について解説してあった。


20ページ先を見てみる。そこにはページいっぱいに詠唱の文字が埋まっている。そこに「じゃ」は一切存在していなかった。


初級魔法用の魔方陣は存在していなかった。


………………………。


【重要】初級魔法用の魔方陣は存在していなかった。


………………………。


本なんだから、初級魔法の魔方陣ぐらい書いとけやぁぁぁぁぁ。


◇◇◇◇


一か月後。


試行錯誤しながら、何とか水魔法の初級の魔方陣を作り上げた。


その大きさ、なんと2メートル四方。


もちろん室内に収まるはずもなく、外の地面に書いた。


さていよいよ行使だ。詠唱を行う。


「われらに寄り添い(長いので略)よ、水球(ウォーターボール)!!」


俺が詠唱を終えると、魔方陣の上に片手で持つのにちょうどいい大きさの水の塊が生成された。


その水の塊は重力に従って、まっすぐ落ちていった。





















…………………。


一か月の努力の結晶はその水の塊によって、洗い流された。

サラ(#^.^#)「レイ君、念願の魔法だよ!!(喜)」


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