13.誕生
新キャラ、登場‼
今日はいよいよ俺の弟か妹が生まれる日。
父さんや母さんに邪魔になるようなので、村のみんなと狩りに行くといって、朝から家を出た。出産のとき、子供がいると気が散って大変だと思ったからね。
というわけで、今日も狩りにいくぜ。覚悟しろよ、ネズミめ。今日は2体狩ってやるからな。
◇◇◇◇
そう、意気込んでいた時期はありました。
いつの間にか俺は森の中ではぐれてしまっていた。
大人もいない。仲間もいない。あたりに人の気配すらない。(ラップ調)
どうやら、迷子になってしまったようだ。
妙に少しだけ大きいネズミがいるなぁっておもって追いかけていたら、こうなった。
ちゃんとアイコンタクトをとって、向かったはずなのに。
まあ、とりあえず、引き返すか。
◇◇◇◇
あれ?10分ぐらいネズミを追いかけて、迷子だって気づいてから30分ぐらい引き返しているのにどうして仲間と合流できないんだ?
っていうか、体感的にはもう村についている距離ぐらい歩いてると思うんだけどなぁ。
◇◇◇◇
おかしいだろ。同じ風景繰り返していると思って、木に傷つけてから歩いてみたら、同じ傷がついた木に出会ったぞ。
これ、ループしてんのか?
いま見てるのってもしかして夢?
ネズミ追いかけて夢に行けるのは東京にないディズニーランドで十分だろ。(怒)
ふぅ。とりあえず落ち着こう。
ループしているのであれば、まず動かないほうがいいだろう。
どうしたらよいだろうと考えた矢先に。
ガサガサ。ガサガサ。
茂みが動いてる音がする。
ガサガサ。ガサガサ。
どんどん近づいている。俺は音を立てずに警戒する。
ガサガサ。ガサガサ。ガサガサ。バッ。
…………。
村で見たことのない少女が現れた。
ループの犠牲者がふえた。
◇◇◇◇
「はっはっは。お前もここに迷い込んだのか」
しばらくの沈黙の後、急になれなれしく少女のほうから話しかけてきた。
むむっ。お前、ただの少女じゃねぇな。美少女だな!
「ふはははは。私は、自他ともに認める天才美少女さまだ」
お前、ここに迷い込んでいる時点で本当に天才なのか疑問に思ったが口に出さずに、話を進めようとした。
「お前、ここに迷い込んでいる時点で本当に天才なの?」
「お前、考えが口に出てるぞ。ふん。失礼なガキだな」
お前もガキじゃねぇかと思ったが口に出さずに、話を進めようとした。
「…………お前も、ガキじゃねぇか」
「天才美少女さまだ!」
「…………いや、ガキだろ」
「天才美少女さまだ!話が進まないのでこのまま続けるぞ!私が「ガキだ」」
おおっと。つい口が滑ったようだ。
「あ~もう。口をはさむな、私が、お前を、村に、送ってやるから、ついてこい!この天才美少女「クソガキ」さまが案内してやるから感謝しろよな」
こいつ。言い切ったぞ。
◇◇◇◇
そんなこんなで言い合いをしながら、村のほうへ歩いていると、ともに狩りに来ていた仲間が見えたので、走っていった。
「お~い、みんなぁ~」
「おおっ。レイ!どこに行ってたんだ?」
「なんか森の中迷子になってたんだけど、クソガキさまに案内してもらって…」
「お前の周りに誰もいないけど?」
「えっ。ついさっきまでいたはずなのに」
「知ってるぞ。それ、森の妖精さんだろ。森で子供が迷子になったとき子供をみんなのところに連れて行ってくれるんだって。おばあちゃんがそういってた」
まじか。ただのガキじゃなかったようだな。拝んでおこっと。
◇◇◇◇
side天才美少女さま?
「よしよし。あいつはちゃんと合流できたようだな」
そう彼女がつぶやくと、彼女の輪郭がぼやけていき…
美少女が美女に変化した。
彼女は白髪で……………美しすぎて、直視できないっ。
ぎゃあぁぁぁぁぁ。めがつぶれるぅううう。
「ふむ。ちゃんと美しい私に戻ったようだな」
そうつぶやく彼女こそが、プがはっ。(ナレーターが殴られる音)
「どこかで、私の名前をつぶやくものがいたような気がしたのでつい殴ってしまった」
そうつぶやく彼女こそが、プごぼぉ。(ナレーターが殴られる音)
「もう一度どこかで、私の名前をつぶやくものがいたような気がしたのでつい殴ってしまった。次はないぞ」
……………………………。
ご自身でご自身を紹介してもらってもいいですか?これ伝わっているのかなぁ?
「私は、最強で、最高に美しい、天才美女様だっ。なぁに叫ばしてんだっ」
ごぼぉ。(ナレーターが殴られる音)
理不尽な。
◇◇◇◇
狩りから帰ると、子供はもう生まれていたようで、生まれた子どもはベビーベットに寝かされているようだった。
「レイ。この子があなたの妹よ」
どうやら生まれた子は女の子らしい。母に勧められ、妹を抱きかかえた。
かわいい。
生まれた子ってこんなに軽いんだ。
兄貴として、守ってやるからな!
サラ٩(ˊᗜˋ*)و「レイ君の妹、かわいいんだろうなぁ」
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