完璧で究極のアイドル
私の1日の活動は、オナニーから始まる。人々は3日に一度が最適やら、オナ禁が肌にいいやらと根拠もないことをブツブツ言うが、それは違う。私ははっきりと否定してやる。
毎日のオナニーによって、新たな精子の生成を早めることができるだけではなく、睡眠の質の向上、射精によるコントロール、ストレスの軽減などメリットばかりなのだ。そして、射精をしないのも、ちんちんに失礼だろう。
しかし、私は射精を極めすぎている。射精で壁を突き破るほどの威力だって出せてしまうのだ。だからセーフティーゾーン内で一夜を過ごすことをやめ、私の住処としている廃墟で一人身を潜めている。
次に、狩街といえば、「殺し」なのだが、弱い者いじめは嫌いな私は、私に歯向かってくる暗殺者と、私以上の実力者以外に攻撃はしない。
私は、私のために戦っている、ただそれだけである。正直いうと、ランキングや価値などに興味はない。自分が気持ちよくなるための一種のオナニーなのかもしれないな。
そんな私には、憧れのスピリストがいた。「世界の意思(faith of world)」という異名を持つ、歴代最強を謳ったシコリストだ。私は彼の戦術、人間性、偉業、全てに惚れてしまい、彼を真似るように私もこの世界に入ったのだ。
しかし、そのシコリストは、玉魂特戦隊のリーダーである精子人間の千擦柿麻呂(せんずり かきまろ)との激闘の末、息を潜めた。
シコリストの魂は、巡り廻る転生のようなものだが、その魂は四股握くんに宿ったと推測した。
彼の成長を近くで見守ると同時に、彼のシコリティについて研究しようと思った。
それなのに、狩街を支配している上のものから一定数以上の実力者に命令が下りたのだ。
「四股 握を殺せ」と。
ーーー会議室
?「今日集まってもらった理由なんだが…昨日、私の手下である忍津が、新参者に殺された。」
なるほど、あいつが殺されるとは。負けはしても、完全に殺されるとはなかなかの実力者だったのだろうか。
千擦「新参者に殺されるなんて、情けないやつです。あなた様の期待を裏切るとは。」
?「全くだ。だが、それは予想外の収穫でもあった。」
千擦「と、言いますと?」
?「私はやつに、とあるシコリストを殺せと命令した。」
なに、握くんのことだろうか?
?「そしてそのシコリストは、、忍津の爆破攻撃を吸収し、再び放って見せたのだ。まるで、かのスピリストと同じように。そして、忍津はシコリストに殺された。」
千擦「なんですと?あのものの魂を持つものが、この街に現れたというのですか⁉︎」
まさか!握君が、忍津に勝てるくらい成長しているとは。
?「そうだ…先の戦闘を見て確信した。」
千擦「ならば私が、その憎き魂を抹殺してきましょう。この先脅威になる前に。」
乳首「待ってくれ。」
?「どうしたんだ、斎藤。何か思うことでもあったのか?」
乳首「殺したとしても、彼の魂は巡る。だからここで殺すのは、、」
次元「だからどうした?というか、そもそも奴をこの街に引き入れたのはお前と聞く。お前、何のつもりだ。」
千擦「落ち着け次元。どうした?斎藤。意見を聞こう。」
乳首(改め斎藤)「はい、…彼は、まだ自分の前世に気づいていない。ならば、このまま刺激せずに、この世界から外す方が良作だ。」
?「確かにそうだ。だが、やつは今期待値ランキング首位の、いわば期待の星だ。どうやってこの世界から追い出す?」
斎藤「……戦闘不能にするのです。」
千擦「ならば尚更私が行こう。奴の両腕両足を折り、通常社会に送り返す。」
斎藤「いや、それはだめだ。」
次元「なぜだ、まさかお前、やつに情が移ったとでもいうつもりじゃ無いだろうな?」
斎藤「それは違う。」
千擦「…ならば、どうやる?考えがあるのだろう?」
斎藤「狩街で大会をしよう。」
?「それはどういうことだ?」
斎藤「はい、ギルド総本部に直接、殺し合いのトーナメントを主催するよう命じるのです。そして私は、シコリストにそこに参加するように仕向けます。そこに、将来的に特戦隊での活躍が見込まれる、鬼頭康を参加させ、彼に圧倒的な敗北を突きつけるのです。」
どうか納得してくれ…
千擦「いい案だが…斎藤…いや、それでいい。おいそこのお前、鬼頭を呼べ。」
隊員A「ハっ‼︎」
斎藤「ありがとう。」
?「では、本部には私から直々に連絡をしよう。今日は解散だ。はけろ。」
斎藤、千擦、次元「失礼します。」
握君、すまない。私は君を、殺すことになりそうだ…。鬼頭は強力なチクニティの使い手。私も全力を出さねば、勝つことはできない、条件次第では負けるであろう敵だ。しかし、私が逆らったとて、彼らに勝つことはできない。失う物が多くなるってのは、そういうことだ。
本当に、すまない……
コンビニに置いてあるエロ本を眺めること3分。凩は困った表情で問う。
「立ち止まっちゃって、何をしているんですか」
「俺は今、見えない空気と戦っているんだ。あの本を掴みさえすれば、今日はいつもより気持ちよくなれるんだ。なんせ、あの表紙のモデルになっているのは、超やりてのアルティメットボディを持つ、涼森◯むだぞ!!」
「何を言っているのかさっぱりわかりません」
「未熟者のお前にはわからないさ」
はたから見ればただの変態。明日は決闘だというのに全く何をしているのだろう。流石に凩も呆れている。
やっとのことで一歩を踏み出そうとする時、眼に映ったのは、涼森◯むの載るエロ本ではなく、鏡越しに反射で映った、見たことのある女の子であった。
「橘 真香!?」
思わず口に出してしまい彼女はこちらを振り向くが、もちろんのことに彼女は俺のことを知らない。なぜなら?彼女を一方的に知っているだけだから。
「死ね。」
!?!?聞き間違いだよね?死ねって言われた気がするけど聞き間違いだよね!?
「.....すみませんでした」
とりあえず謝った。凩は連れだと思われたくなかったのか、外に出てしまった。 橘 真香とは、俺が激推ししていたAV女優のこと。一時、毎日おかずにしていたため、顔の特徴やスタイルからしてすぐに本人だと確信できたのだが、よくよく考えてみれば狩街にそのような子がいるわけがないと思えた。14歳という幼さでAVの世界に入り、僅か2年で消えてしまった伝説のAV女優。「ロリ神」と2chでは呼ばれていたものの、今はもう18歳である。 ちなみに俺とはタメだ。
「ちょっと来て」
橘と思われる女性は、俺の腕を掴み外へ引っ張っていく。いきなり女の子に触られるなんて、どんな神イベントだよ!!って思ったのも一瞬。
外に出て、彼女は掴んでいた腕を手離すと無表情気味た顔で、突然俺の顔面を華麗に蹴り飛ばす。
ズボボボボボボ
じんじんと来る痛み。かなりのやり手だ。
「セーフティーゾーンで攻撃はだめです...よ」
死にかけの声で彼女に訴える。
「殺さなければ大丈夫。何も知らないのね、死ねば?」
またまた死ねと言われるが、ここまでくると正直ご褒美だ。というか、もう死にかけだ。
「あのー、いきなりなんです…」
「こっちのセリフよ!!アンタが誰か知らないけどね、いきなり昔の芸名叫ばれて、どういうつもり!死ね!」
もう慣れたぞ。てか芸名??つまり、彼女は本物??
「あなたは、本物の橘真香!?!?なんですか!」
「ええそうよ、なんか文句ある?ただその名で呼ぶのはもうやめて、アンタみたいな昔の私を知る人が現れたら最悪だから」
「じゃあなんて呼べば…」
「ベベ。そう呼んで。」
ソロプレイヤー5位のあのベベか?
「たちば…言いたいことはたくさんあるけど、なんでベベはこの街にいるんだ」
「そんなの決まってる。多額のお金が欲しいから、私はこの世界に足を踏み入れた。というかこの世界にくるほとんどの人がそうだと思うけどね」
ごもっともだ。生き場を失った人間ではないと、こんな命を賭けたギャンブルに足を運ばないだろう。
「ああ、そうだな。でもたちば…ベベは、AVの世界でめちゃめちゃ成功してたじゃないか!」
ちょっと鼻息を深く吸って問う。きもいかな。
「まって、、ずっと思ってたけど、アンタもしかして私の作品結構見てる?」
俺は今日イチの笑顔で、グッドポーズを添えて答える。
「もちろんだ!何回君で抜いたことか!今すぐにでも触れたい!揉みたい!犯したい!!!」
そんな気持ち悪い言葉を連呼していると、顔を赤面させて言う。
「むりむりむりむり!死ね!死ね!死ね!変態!ロリコン!」
まるで黒歴史を暴かれたかのような反応。流石の照れ具合が可愛すぎて堪らん。正直舐め回してやりたい。ただ、あまりにも画面越しで観ていたキャラと違いすぎてやばい。何がどうやばいのかわからんが、とりあえずやばい。
「はっはっはー、全く。反応が面白すぎるぜ」
「最悪ね、ほんとに最悪。今すぐ殺してやりたい。てか殺すよ?ほんとに」
ぶっちゃけ、本気で殺されそうなんで、からかうのはここまでにしとこう。しっかり考えてみれば、元AV女優であろうがなかろうが、知らない人に裸を知られていると考えると鳥肌が立つ。相手は同級生の女の子。ここは紳士の対応を貫こうと思った。
「悪い。さすがにおふざけが過ぎた。環境は最悪だが、出会えて嬉しいよ」
「私は環境も、アンタと出会ってしまったことも最悪だけどね。でもいいわ、お金欲しいがために体を売った私の自業自得。ただ、それを口に出して言うのがキモすぎる。ほんとに死んでください。」
「はい、、すみませんでした…」
素直に謝った。流石に振り返ってみると通報されるレベルだ。
「な、名前はなんなのよ。」
「俺は四股 握。最近この街にやってきたんだが…」
「へー、アンタが四股 握なのね。期待値ランキング1位に載っていたからわかるわよ。アンタ、シコリストなのね」
「君も確かソロプレイヤー5位じゃないか」
「まぁね。こう見えて、結構強いのよ?アンタよりも強い自信はある。」
俺のシコリストの能力を見定めてから言って欲しかった。ただ、元AV女優と言っても先ほどの華麗な蹴りで諭すことはできる。彼女は実力者だと。
「ああ、それはわかっ、、うっ、、」
「なによ」
最悪だ。いや、でも大好きなAV女優を前にして今まで耐えれていたのがすごい。男の理性というものは、糞ってことが証明できる。何が紳士だよ、全く。
むくry!!!!
そう。俺のちんぽは完全に勃ってしまった。
まるで、朝顔が太陽に向かって花を咲かせるように。
「んん!?」
彼女はすぐに気づき、またもや赤面し出した。
やめてくれ、抑えられねえよ泣
「ごめんなさい泣泣 抑えられませんでした泣」
と、とてつもない情けないところを彼女に見せた。こんなとこを凩に見せたら、泣いてしまうだろうな。
「うっそ、、きっも。もしかして童貞さん??」
ば、ばれた!?
一度もこの一人語りで童貞だと述べたことはなかったのに!?流石、元AV女優。
「うっわ、その表情、ほんとに言ってる??ww私と同期くらいよね?童貞さんだーーー」
立場逆転。今度は俺がからかわれる番。ここで手を出してしまったら、人間としても終わってしまう。いやもう終わっているのかもしれないけど、トップオブクズ!クズの中のクズになってしまう。
「お願いします。なんでもしますので、これ以上辱めないでください泣」
「ふーん、いいんだ?私が少し乱暴してあげようかなーって思ってたのに?」
なんちゅうあざとさ。俺はもう我慢ができなかったため、理性を忘れて、セーフティーゾーンだろうがなんだろうが関係なしに勢いよくズボンを脱いだ。さあ!エロ漫画のはじまりだ!!!
「では、お願いします」
ボロン
俺、四股握は四股握の四股握を橘にお見舞いしてやった。さあ、存分に乱暴してください。
「マジで死ね!!!!!!」
彼女は四股握の四股握を思いっきり蹴り飛ばす。初めて味わうような痛みに、思わず気絶した。




