メロ族とかいう仮のギルド名設定で言ったらそのまま採用された連中
「そうですね。攻撃型の四股さん。結界師の私。あとは回復薬とかのサポート系の人が居れば戦いやすくなるでしょうね。少なくとも、忍津戦で四股さんが苦しい思いをすることはなかったでしょう」
苦しい思いはどっちみちしただろう。なんせ忍津は強かった。乳首ほどでは無いが、速さだけなら、乳首についていけるのでは無いかと思うほどだ。というか、この前は調子が良すぎたんだ。バース・ シコリティに、 シコリティの本質を見抜いて撃つことができた射精拳。俺は急激に強くなってきている。
なんて考えていると、ドアがノックされる音が聞こえた。隣の部屋からだろうか。
「こんにちは、TKBのお二人さん。ぼくたちは、こいつの技わからんでどうしようもないというギルドのものです」
中央の、リーダーであろう人が話してきた。
「何の用件だ」
「みましたよー、ランキング。期待値ランキングの1位が全く知らない名前だったもので、少し調べてみたら、あの、忍津具成を倒したシコリストだったんだねー」
「忍津?知っているのか。」
「ええ。もちろんです、あの人はぼくたちのギルドの幽霊メンバーでありながらも、ソロプレイヤーでそこそこ上位を取っていた結構すごい人なんです」
幽霊メンバー?ソロプレイヤー?理解ができなかった。幽霊メンバーであろうが、ギルドに入っているという事実には変わりない。それなのにソロプレイヤーって矛盾していないか?
「ギルドに入ってるプレイヤーがソロを名乗るのはせこくないか?」
「ルール違反ですよ^ ^だから、正直、彼が死んでもどうにも思いません。自業自得ですよw 」
かなりの言われようだ。流石に面白い。
「でもねー、一応仲間が殺されたということで、仇は取っとく方がいいかなと思ってですねー。いきなりいうのもアレなんですけども…。ぼくたちのギルドと君のギルドで戦いをしましょう」
「なっ、」
無茶苦茶な提案に驚きを隠せなかった。ギリギリ回復したとはいえ、相手は5人だ。2人だけしかいないギルドの俺らに勝ち目なんてない。実力がいくらあっても、乳首のバース シコリティのようなチート技がなければ人数差で一方的にやられるだろう。
「ちょ、ちょっと待てよ!5vs2だぞ?正気か?俺らが圧倒的不利じゃないか!!」
そう言うと、鋭い目つきで言う。
「んー?君たちは2人で忍津くんを殺したんじゃないのー?人数差は違えど2vs1。忍津くんが不利にきまってるよねー??状況は同じなんじゃない??」
計画してたかのような言いぐさ。何も言えずに黙り込んでしまうが、その時、凩は思わず声を上げて言う。
「その言い分は卑怯だぞ!先に攻撃を仕掛けてきたのは、忍津の方からだ!自分を過信していた彼の自業自得でしょう。敵のあれこれはどうでもいいですが、メロ族とやらがせこい人たちの集まりだということだけは伝わりました。」
「言うねー、極楽鳥花の残党が!」
仲間の言われように流石に腹が立ち、俺の右腕が発作をはじめる。手を出したら負け、わかっている。
「んー、四股握くーん、何でそんなに怒ってるのかな?まさか、殴っちゃう??セーフティーゾーンで手を出しちゃまずいんじゃないのー??ww」
煽りを止めない。だが俺は我慢する。
「四股さん、間に受けないでください。私のことは大丈夫ですから。」
「ありがとう、わかってる。」
凩は、優しい口調でそう言い聞かせる。落ち着け、凩にはもう背負わせないって決めただろ。
だが…このクソ野郎共が集まるタチの悪いギルドは、俺が滅ぼしてやる。
そして決意を固めて言う。
「ああ、やってやる。5vs2だろうが、なんだろうが、メロ族とかいうクソだせえギルドなんざ滅ぼしてやるよ」
「忍津に運良く勝ったからって、600位程度のゴミギルドの分際で調子こくなよ??」
スイッチが完全に入ってしまった。煽り合いが止まらない。
「ぼくの名前は、目路笑顔。調子こいてるお前らを殺してやる張本人さ。決闘は明日、ルールはいたってシンプルなただの殺し合い。先に全滅させた方のギルドの勝ち。残念だけど、手加減はしないぜ?」
「いいさ、かかってこいよアヘ顔。俺の場合は手加減してやっても勝てちゃうかな」
「チッ、シコ猿のくせに舐めた口きいちゃって、覚えとけよ」
彼らは部屋を出て帰っていた。
こうして明日、プライドをかけた運命の戦いが始まる。
ただ、、、
「煽ったのはいいものの、2人で勝てる未来が見えねーーー!!」
「しょうがないです。相手は外道集団、私たちを殺したいだけでしょう。しかもメロ族を調べてみたところ、ギルドランキング13位で中々の強者の集まり。忍津があんなに強かったんです、そう簡単に通用する相手ではなさそうですね」
「ほんとにどうする??相手には伝えずにセーフティーゾーンに引きこもっとくか?」
「策略としては有りです。が、そのようなまねをする人ではないでしょう」
「そうだな、そんなことをするなら死んだ方がマシだ。俺はこの手でメロ族を滅ぼすって決めたんだ」
「それが本来の四股さんです。私もお役に立てるように全力を尽くします」
どんな逆境だって、乗り越えてみせる。俺が乳首に追いつくためには、こんなところで負けちゃいられない。そして、成長した俺を乳首に見せて、感謝を伝えたい。本当にどこ行ったんだ?乳首のやつ…
今夜はますますオナニーが捗りそうだ。
「凩、とりあえずコンビニ行かね?」




