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Life is Reloded  作者: MC.Ht
第一章 『基盤固編』
51/77

38. 予定消化

こんにちは!

宜しくお願いします(o_ _)o))

  武防具屋に戻るとリィナとバレットは装備を決めた様子で、支払い待ちをしていた。

  どうやら金銭の使用権限は迅にあると考えているらしい。

  迅は「リィナが博打で勝ったカネだから、勝手に使え。」と言うが、全員納得しない様子であった為、仕方無く迅が許可を下ろす。


  リィナは女性ソルジャーとして相応しい少々露出が多めの革鎧に、ショートソードと小さな盾をチョイスしている。

  バレットはワイヤー付きの投擲用ナイフに、仕込み鉤爪付きの手甲をチョイスした様だ。

  防具はリィナと同じタイプの様である。

  リィナのショートソードをよく見ると、鍔元に窪みがあるのが確認出来る。

  どうやら魔石をはめ込んで属性持ちに出来るらしく、魔法剣士用にとそれを選んだらしい。

  その魔石を探すべく、今度は道具屋へと行く。


  サントス・ゴート商会は手広い商売をしている為、道具屋も当然経営している。

  サントス社長の店に到着すると、迅が魔石コーナーで【神眼】アビリティを発動し、鑑定する。

  どれもこれも似たり寄ったりだが、一山幾らのバケツにあった小粒な青い石が異様なオーラを放っていた。

  それを摘んで詳細を鑑定すると、


『名:精霊の置き土産

  効果:全属性付与

  使用回数:無制限』


 と、あった。

  即座に購入し、店員に購入元を聞く。

  だが、此方についての情報は得られなかった。

  仕方無いと諦め、店内を物色すると、先程と同じ様に異様なオーラを放つネックレスが壁に無造作に掛かってある。

  迅は手に取り、自身の好きだったインディアンジュエリーの銘打ち確認と同様、裏を見ると製作者の銘が刻まれている。


「社長、次の工房だ。 『ドン・オービット』ってヤツの所だ。」


  するとサントス社長の顔が曇り、言い難そうに迅に答える。


「サナダ様…。 申し訳御座いませんが、其方へはちょっと…。」


「何だよ? 何か面倒なヤツなのか?」


「非常に申し上げ難いのですが、『ドン・オービット』は当商会を出入り禁止としておりまして、今手に取られている商品が当商会最期の品なのです。」


「何があったか聞いてもいいか?」


「ええ、勿論で御座います。 端的に申し上げますが、値段の折り合いが全く付かない相手でして…。」


  確かに迅の手に取ったネックレスは思った以上に値段が高い。

  だが、はめ込まれている石の価値は高いが、周囲の細工は素人目に見ても大した事は無さそうである。

  この『ドン・オービット』の石の仕入れ先が気にはなるが、この細工なら先の工房のロンメルに任せた方がより上質なモノを作れそうかという結論に至る。


「判った。 んじゃ仕方無ぇな。 ポーションって治療用だよな? ポーションと上級ポーションを30づつと、毒消しと麻痺消し10づつ、それと魔力薬は魔力回復用だよな? これ5つくれ。」


「畏まりました。 品は宿へ直接お届け致しますね?」


「何から何まですまねぇなぁ、社長。 宜しく頼むわ。」


「いえいえ、この程度の事はさせて下さいませ! 他にご用事は?」


「後はギルドでヴェルティとジャンヌの登録したら終いだな。」


「それではギルドへと向かいましょう!」


「いや、社長よぉ。 仕事はイイのかぃ?」


「今、正に、非常に大事な最優先の仕事をさせて頂いておりますとも!」


  サントスの輝く様な笑顔に迅は馬車の背もたれにもたれ、返事をした。


「…あぁ、そうかぃ? それならまぁ、最後まで頼むわな…。」

御覧頂き、ありがとう御座いました!

ブックマーク、46.47件目、ありがとう御座います!

今後とも頑張ります!

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