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Life is Reloded  作者: MC.Ht
第一章 『基盤固編』
52/77

39. その名は

こんにちは!

遅くなりましたすみません( ;´Д`)

宜しくお願いします!(o_ _)o))

  サントス・ゴート商会の馬車に揺られ、この日二度目の冒険者ギルドを訪れた。

  一度目はリィナが先陣を切って入ったが、二度目は迅自ら扉を押して入る。

  ギィという鈍い音に屯ろしていた冒険者達の視線が一斉に迅達を見ると、そのまま固まった様に凝視し続ける。


「…見せモンじゃねぇんだがなぁ? 何か、文句でもあるんなら聞くがよぉ?」


  その言葉に、視線を向けていたDランク以下の冒険者達は明後日の方向に視線を飛ばす。

  つい数時間前に悪名高い『狂陣』パーティを力づくで解散させた迅に因縁を付ける=自分達も同じ運命を辿る、とでも考えている様子である。

  迅はフンと鼻を鳴らすと、そのままカウンターへと向かった。


「あら、いらっしゃい…って、えっとサナダ君だったかしら?」


「ああ、そうだ。 午前の受付は流れでギルマスのおっちゃんにしてもらったんでアレなんだが、今回はネーちゃんにしてもらえるのかぃ?」


「ええ、そうよ。 『サラ・スミス・シュタイナー』よ。 サラと呼んで頂いて構わないわ。 宜しくね?」


「此方こそ宜しく頼むわ。 で、だ。 二度目の来訪の用事だが、後ろの二人の冒険者登録とウチのパーティへの加入申請を頼みてぇ。」


「あら…、これはまた、レアって括りが失礼な程の珍しい種族の奴隷「おい。」


  サラが話している途中で迅は口を挟む。

  その表情は見るからに不快である、と言わんばかりであった。


「奴隷契約はしてるが、奴隷じゃ無ぇ。 ウチのパーティに入るからには家族みてぇなモンだ。 今後二度と奴隷って呼ばねぇでくれや。」


「あら、失礼したわね? 悪気があっての事じゃ無いのよ。 ゴメンなさいね?」


「判ってるさ。 こっちこそムキになってすまねぇ。」


  そう言ってお互い頭を下げ、ひと段落した所でサラはカウンターの奥へと消えて行った。




  サラは暫くすると複数の紙を持ち、戻って来る。


「じゃあ、此方の書類に必要事項を書いていってね? 左から順に『冒険者登録申請』『パーティ構成変更届』『パーティ名登録申請』よ。」


「何だ、役所みてぇな書類だな。 先二つは何となく判るが、パーティ名っつーのは?」


  迅の質問にサラは頷き話を続ける。


「今朝決闘した『狂陣』の様にパーティ名が必要な人数に達したのよ。 4人以上のパーティには『○○のパーティ』って呼び続けるよりパーティ名がある方が便宜上良いの。 国内もだけど、国外に対しても判り易いからね。」


  成る程、といった感じで迅は頷く。

  郷に入っては郷に従えであり、書類への署名はリィナに任せパーティ名を真剣に考え始めた。

  その雰囲気に迅の隣で書類に署名させられているリィナや向かいのサラをはじめ、ギルド内全域に緊張感が伝わる。

  流石に応えたのか、その緊張感を裂く様にバレットが口を開いた。


「主。 ピリピリし過ぎているぞ。 寄り添ってやるから、少しその威圧を抑える努力をしろ。」


  バレットはそう言って迅の背中に抱き着く。

  その瞬間、迅は我に返ったのか、ビクッとなりバレットに返答する。


「…判った判った。 判ったから、取り敢えず一旦離れろ。」


「いいや、主は判っておらぬ。 さぁさぁ、このまま考えるのだ。 我が離れた瞬間にまた威圧を全開で振り撒かれたら弱るわ。」


  そう言うとバレットは迅の背中に顔を埋めグリグリとし始める。

  迅は迷惑そうな表情を浮かべるも、バレットの気遣いに少し感謝し、パーティ名を考える作業を再開した。

  因みに、バレットには迅が考える様な気遣いは微塵も無い。




  リィナが代筆を終え、迅を見遣ると二つ程丸の付いた単語で悩んでいる様子であった。

  後二つという所まで絞られているのが見て判り、すかさず迅に問いただす。


「ジン? その二つの名前を伺えますか? 私達も一緒に考えますよ?」


「おぉ、リィナ。 …そうだな。 後は皆で考えるか。 一つは『喧騒』、もう一つは『楽団』だ。」


「…『喧騒』は何と言いますか、落ち着き無い感じがしませんか?」


「私もその、『喧騒』案は賛成しかねますわ、御主人様。」


  リィナに続きヴェルティの反対も即座に入る。

  迅は頭上に?を浮かべる感じで首を傾げたが、反対票が二つ入った事で『喧騒』の案を棄却する。


「よし。 んじゃ、『楽団』で届け出るわ。 頼むぜ、サラのネーちゃん。」


「何となく合わない気がしたらまた変更なさいな? 変更届はまた書いてもらうけど、変更は問題無いからね。」


「おう、あんがとよ。 依頼は明日からでもいいか? 今日は色々あり過ぎてよ、流石に一息つきてぇんだ。」


  迅は笑顔で礼を言い、依頼の件を聞く。

  サラは笑顔で頷くと、迅も漸く一安心かと言わんばかりに大きく息を吐き出し、宿へ行く事にした。

御覧頂き、ありがとう御座いました!(o_ _)o))


ブックマーク、48.49.50.51件目、ありがとう御座います!

ポイント評価、ありがとう御座います!


嬉しさのあまり、ガンガン書いてます!

今後共宜しくお願いします(o_ _)o))

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