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Life is Reloded  作者: MC.Ht
第一章 『基盤固編』
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34. 目覚め

こんにちは!

二回連続すみません!

よろしくお願いします!(o_ _)o))

  目を開けると、ボヤけた視界が徐々にクリアになってくる。

  割と明るい光が差し込む部屋であり、寝かされているのも簡易のソファとかでは無く、しっかりとしたベッドの様だ。

  手入れも行き届いているのか、石鹸の様な匂いがしており、此方の世界にも石鹸らしきモノが存在する事にも少々安堵する。

 

「知らねぇ天井、ってコイツぁ何のマンガだったか…。」


  そう呟くとほぼ同時に、視界に四つの顔が映った。

  一人は色白の透き通る様な肌に、垂れ目がちではあれども目鼻立ちがハッキリしているトンガリ耳の美人エルフことリィナ。

  一人は浅黒い健康的な肌色に、黒髪ショートカットの頭の上に黒豹の耳が乗っており、金色の瞳が印象的な美人な黒豹の人型モード(とでも呼ぶのか)のバレット。

  一人は明るい桃色のロングヘアーに、リィナに負けず劣らずの色白な美しい肌。

  髪色に似てはいる物の、深い桃色の瞳で心配そうな表情を浮かべる蟲人族のヴェルティ。

  一人は顔色が悪いという表現を通り越した青白い肌に、綺麗な紺色の髪を乱雑に後ろに持っていって括った、先程までと打って変わって心配そうな表情で此方を見つめる龍人族のジャンヌ。

  この四名の顔が一気に映った。


「お、おぉ…。 何か、アレか? 心配掛けさせちまったなぁ。」


  流石の迅も困惑を通り越して申し訳無く感じたのか、開口二番目に4人に謝罪する様な事を口にする。

  すると次の瞬間、


「あぁ、御主人様! 良かった! このまま目覚めなければ、私は貴方様を追って身投げをしている所でした!! 本当に、生きてて下さって良かった!!」


 と、感激の声を挙げ迅に覆い被さろうと両手を広げ勢い良く突貫してくる。

  が、


「待てコラ、ヴェルティ! お前さっき『ソレ』で御主人を落としたばっかだろうがよ!!」


  そう言ってヴェルティの突貫をジャンヌが腹部へと腕を回し、腕力で止めてくれる。

  迅の目の前数センチといった所でヴェルティは止まり、急ブレーキの衝撃で目の前の双丘が大きく弾み、ドキッとする。

  ヴェルティは細身ながらもパワーは普通の平人族の前衛でも比較にならない程である。

  今のメンバーでは、迅以外では龍人族のジャンヌでしか止められないのである。


「んもぅ…、どうして邪魔、じゃなくって、止めて下さってありがとう御座います。」


  コイツ今ハッキリと『邪魔』っつったな、と言わんばかりの表情で一礼するヴェルティを見遣るジャンヌ。

  迅はと言うと未だ動機が収まらず、動機・息切れには何と言う薬のCMだったかなどと不毛な事を考えて心を鎮める努力をする。


(コレ…、本当に身体に精神が引っ張られてんのか? ただのエロジジイじゃねぇか、情け無ぇ…。)


  だが見た目は割と男前な二十歳である。

  世間一般論で言えば、当たり前の反応である。

  しかしながら、迅にとっては違うらしく、軽い嫌悪感に苛まれているも、ヴェルティに関しては全く問題無い様子であった。

  迅は若干紅潮した頬を軽く叩き、上半身を起こし一息吐いた。


「悪ぃな。 どんくらい寝てたんだ? 此処は何処だ? 今何時くらいだ?」


  捲したてる様に質問を飛ばすと、リィナが元気良く一歩前へ出て答える。

 

「やっと私の出番…じゃなくって、一つ一つ答えていきますね! 寝てたのは二時間位で、此処はサントス社長の事務所にある客間兼仮眠所、今はお昼過ぎですよ。 二時間も寝てたから、流石に皆で心配してた所でした。」


  リィナが勢いのまま答えてくれる。

  迅はその答えの中身に時間の概念の有無と、何度か聞く内に少なくとも区切りの時間は○時間という表現である事が判り、若干ながらこの世界に親しみも湧いてくる。


「そうか。 あんがとよ、リィナ。 ヴェルティ、悪ぃけど社長呼んで来てくれねぇか?」


「畏まりました。 不肖ヴェルティ、御主人様の為に社長をお呼びして参りますね。」


  恭しく一礼すると、ヴェルティは部屋を出てサントス社長を呼びに出た。

  その直後に迅はベッドに腰掛ける様に座り直し、残る三人に話を始める。


「んじゃ、取り敢えず今からの予定だ。 まずはジャンヌとヴェルティの正式な引き取りだな。 奴隷を外せるなら外してぇ所だが、この辺は社長に聞いてからとしよう。 次に装備の調達だ。 武器が必要なヤツも防具が必要なヤツも居るだろう。 その序でに薬とかのアイテム類もそれなりには必要だろうから揃えるとするか。 此処までは良いか?」


  迅の問い掛けに、三者共に頷く。

  それを見遣り、迅も頷くと更に続ける。


「よし。 その後だが、今晩から数日間の宿を抑える。 そこまで出来りゃ、ギルドで二人の登録だな。 一応の所で考えてる今日の予定はそんなトコだ。 何か足りねぇモンってあるか?」

 

  その問い掛けにバレットが口を開いた。


「主。 今日は依頼は受けぬのか?」


「あー、どうだろうな。 それだけの予定を消化してりゃ時間は無くなるだろ。 夜目が利くのはお前さんだけだろ、バレット。 それに夜の自然は危険が多い。 連携やらも確認出来てない状態で、ぶっつけ本番は正直リスキー過ぎる。」


  バレットは「ふむ」と言うと、納得して壁にもたれる。

  迅はリィナとジャンヌに視線を向けるが、二人は特に異論が無い様子であった。

  そうこうしていると部屋のドアがノックされ、迅が返事をするとサントス社長がヴェルティを伴って入室してきた。


「お待たせ致しました、サナダ様。 お身体の具合は如何でしょうか? 不届者のヴェルティが勢いのまま無思考で狼藉を働き、誠に申し訳御座いません! 無作法な娘で御座いますが、何卒お許しを!」


  サントスの捲したてる様な謝罪を受け、迅は苦笑いを浮かべながら顔の前で手を振り、


「バカ、いいってよ! 気にし過ぎだぜ社長。」


 と言って返す。

  サントスはホッとした表情を浮かべるが、ハッと気付いた素振りで跳び上がると、斜め後ろに立つヴェルティの後頭部を持って着地の勢いを利用し頭を下げさせた。


「ほら、お前も謝りなさい! サナダ様の気が変わってしまわれたら、また部屋に逆戻りになってしまうのだぞ!?」


  少々大袈裟に怒っている様子のサントスだが、その言葉が強烈に響いたのだろう。

  ヴェルティの顔色が見る見る内に青ざめ、両目に涙を浮かべて狼狽する。


「そ、そんな…、御主人様、嘘、ですよね…!? 私を見捨てるなんて、嘘ですよね!? もう、御主人様無しの生活なんて考えられないのに、どうして!? ねえ、どうしてですか御主人様!? どうしてどうしてどうして!!」


  その豹変した様子に白目を浮かべたくなる迅であった。

御覧頂き、ありがとう御座いました!

本当に申し訳御座いません…

日にち勘違いしてました( ;´Д`)

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