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Life is Reloded  作者: MC.Ht
第一章 『基盤固編』
36/77

23. 決闘-その後

こんにちは!

宜しくお願いします!

  勝者の名前がギルマスより高々と叫ばれると、水を打った様に静まり返っていた場内が一気に湧き上がる。

  会場の観客達の殆どが賭けに負けたにも関わらず、勝者に惜しみ無いエールを送る。

  中には『ありがとう』や『助かった』等も聞こえ、ボルア率いる凶陣の面々は相当に酷い事を手広くやっていたのが伺える。

  拍手喝采を浴び、右手を挙げながら控え室に戻るとリィナに抱き着かれた。


「ジン! 良かった無事で! 本当に、とっても強いんですね!!」


  感激と労いが入り混じっての行動なのだろうが、戦闘と拍手喝采の影響で興奮している今の迅には抱き着いているリィナの立派な双丘は精神的に毒である。

  変な気を起こす前にリィナを引き剥がし、頭を撫でる。


「悪かったな、心配させちまって。 バレット、お前さんもありがとうよ。」


  右手でリィナの頭を撫でながらバレットにも礼を言うと、バレットもすかさず迅に抱き着く。


「我はリィナ程心配はしておらん。 だが、パーティの一員だからな。 こうして身体で労おうではないか。」


「お前らな…。」


  そう言ってバレットも引き剥がし、左手で撫でた。

  そんな甘めの控え室だったが、ノックが聞こえ二人程入って来る。

 

「ジン、お前さん一体何者だ? お前さんみたいな若い上に腕の立つ人材が、ギルドにも国にも属さず今迄何をやっていた?」


「まぁ、あまり追求してくれるなよギルマスよぅ。 色々あんだよ、俺にも。」


「まぁ今はウチのギルドに所属してくれてるワケだしな。 20日後のSランクの入れ替え戦に出られそうな冒険者が、数年振りにウチに来たのは僥倖だ!」


  サラリととんでもない事を言ってのけるギルマスだが、迅はスルーする。

  最終的にはSランク入りを目指していたが、こうも早くそのチャンスが回ってくる事は素直にありがたかった。

  ギルマスは言いたい事、そして部屋を出る間際に労いと祝いの言葉を残して去っていく。


「り、リィナ・バラッド様でよろしいでしょうか?」


  部屋に入ってきたもう一人がリィナに声を掛ける。


「あ、はい。 そうですよー。」


「あの…、賭け金のお支払いなのですが…。」


  どうやら賭博の胴元の使いの様である。

  青い顔をしてリィナを訪ねて来た。


「申し訳御座いません…。 賞金の10億イェンですが、一括でお支払いする事が不能でして…、どうにか分割でのお支払いをお願い出来ないかと…。」


  10億である。

  先の緊急依頼のクエスト報酬が早急に終息させたという特別報酬込みで100万イェン、熊皮は驚異的な損傷の少なさという事で希少価値が付き、相場以上の200万イェンでギルドが買い取った。

  700万イェンはリィナの個人的資産だった様で、何処ぞのお嬢様というのは伊達では無さそうである。

  ともかく総額1000万イェンの100倍、つまり10億イェンというとてつもない金額が僅かな時間で稼げた瞬間であった。

  金額に驚いたが、リィナが返答に困り迅に目線を向ける。


「後で話そうじゃねぇか。 何処か静かに落ち着いて話せる所は無ぇか?」


「あ、それでしたら是非当店にお越し下さい。 社長と交渉して頂く方が、我々としましても安心ですので。」


「判った。 んじゃ、地図くれ。」


  使いの人は懐から地図の書かれた紙を迅に手渡し、会釈をして出て行った。

御覧頂き、ありがとう御座いました(o_ _)o))

ブックマーク、28.29件目、ありがとう御座います!

増える度に励みになっております!


活動報告にて、少し短期的な今後の事を書いてます。

お時間御座いましたら、ご一読頂けますと幸いです。

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