17. 駆け引き
こんにちは!
最近更新遅くなりがちで申し訳御座いません( ;´Д`)
通常は受付嬢が手続きをするらしいが、何の因果か、迅達一行はギルドマスターが直々に手続きを行っている。
時折カウンターの方から視線を感じるが、迅はまた女性陣達への視線と自分の値踏みか、とウンザリする。
実情は受付嬢達の迅への熱い視線であったが、本人には自覚は無い。
一通り書類を埋めると、ギルマスは書類を持って奥へと入って行った。
数分の後、濃い灰色のカードを二枚と白色のカードを一枚持って戻って来る。
「待たせたな。 先ずは此方の嬢ちゃんからだ。 名前はバレット、ジョブは『アサシン』。 これで問題無いな?」
「あぁ、大事無い。」
「次に兄ちゃんだ。 名前はジン・サナダ、ジョブは『アーチャー』。 」
「おぅ、そうだ。 迅速な対応助かるぜ。」
「んで最後にエルフの嬢ちゃんはジョブチェンジ。 『メイジ』から『ソルジャー』か。 …こう言っちゃ何だが、大丈夫なのか?」
「が、頑張ります!」
やはり心配されるリィナであったが、本人はそれなりにやる気を持ち始めている。
心配そうなギルマスに、迅は声を掛ける。
「ギルマスさんよぉ。 ちっと幾つか相談があるんだがな?」
「んん? 何だ?」
「俺達は一応3人でパーティを組むつもりなんだが、登録って必要なのか?」
「おぉ、お前ら3人で組むのか? んじゃ、序でに登録しといてやるよ。 クラスはEランカーのエルフの嬢ちゃんが居るが、Fクラスが妥当だろうな。」
納得した様に迅は頷き、言葉を続ける。
「依頼の方だけどよ、『3ランク・2クラス以上上の依頼は受けられない』んだよなぁ?」
「あぁ。 お前らみたいなヒヨッ子冒険者を失うワケにはいかんからな。 そればかりは曲がらんぞ?」
「さっき言ってた森の緊急依頼、アレの受諾条件と獲物を教えてくれねぇか?」
「お前らじゃ受けられねぇぞ? 単独ならAランカー以上、パーティならBランカーが3人以上在籍し、且つ7人以上のメンバーで構成されとるCクラス以上の条件をクリアしたパーティだ。 獲物はデッドベアっつー魔獣だが、通常種よりもかなりデカいヤツだ。」
迅は不敵に笑うと、更に言葉を繋ぐ。
「受諾条件を満たしてないパーティが仕留めた場合、どういう扱いになるんだ?」
「まずあり得ん事だが…、そのパーティの条件によってはかなりのランク・クラスアップは約束されるだろう。 あ! 言っておくが、受けられんからと言って、勝手に行くと罰則があるぞ?」
「判った。 言質は取ったからな。」
「…どういう意味だ? お前、まさか…。」
ギルマスがそう言うや否や、迅はギルドの外へ出て行く。
出たと思ったらすぐに戻ってきた。
背中に大きな毛皮を背負って。
御覧頂き、ありがとう御座いました!(o_ _)o))




