↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に勇者召喚されたけど、冒険者はじめました  作者: カーブミラー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

886/901

886【身近な危機は?】

続きを読んでいただき、ありがとうございます。励みになります。


今話は、少し短めです。

 ミサトさん宅に到着したころには、すっかり暗くなってしまった。

 まぁ、町門を出た時点で、ウーちゃんに念話したから、みんなには心配を掛けてないはず。

「ただいま、帰りました」

 居間の方から、ミサトさんの声がする。

 ブーツを脱ぎ、そこに消臭剤を入れる。

 立ち上がると、手をクリア。

 それで居間に行く。

 食卓には、料理が並んでいた。

 お帰りなさい、とみんなからの声。

「待たせた」

「話はあとにしよう」とミサトさん。

 いただきますして、夕食を食べる。


 お茶休憩。

「なんでこんなに遅くなったん?」とダルトン。

 みんなも気にしてるようだ。

「冒険者ギルドに寄ったんだ。そしたら、《白銀の狼》のアロンソと再会してな」

「アロンソね。彼との出会いがなかったら、王都巡りは大変だっただろうね。それで?」

「アロンソが護衛する商隊が、グリフォン二頭に襲われたんだ。それで冒険者ギルドに知らせに来た。ちなみに誰もケガはなし」

「ありゃ」

「んで、緊急討伐依頼がギルマスから出され、その場にいた冒険者たちとともに、討伐に行ってきた」

「帰ってきたってことは――」

「討伐してきたよ。死傷者なし」

「おお」

「ただ、グリフォンを持ち帰ってきたんで、馬車に載せるのが大変だった。それで時間が掛かったんだ」

「どうやったんです?」とエイジ。

 ハルキも聞きたそうに、身を乗り出している。

 そこで、討伐のようすを語って聞かせた。


「やっぱ、あの弓矢を使ったのね」とダルトン。「まぁ、それしかないだろうけど」

「まぁな」

「でも」とエイジ。「ここまで来るのは、よくあることなんですか?」

「ギルマスの慌てようだと、そうは思えないな。対策を訊かれたら、苦虫を噛み潰したような顔をしたからな」

「じゃぁ、なんで来たんでしょう?」

「鑑定したら、(つがい)だった。おそらく、近くに巣を作るつもりだったんだと思う。まだ来たばかりだったみたいで、索敵さんでも、巣は見つからなかった」

「何か、利点があるんですかねぇ」

「そういうのは、さすがにわからないな」

「そうですよね。いや、いいんです。ちょっと気になっただけなんで」

 エイジの“気になった”が、引っ掛かる。

「一応、索敵してみるか。調べて、なんでもなければ、安心できるし」

 オレは条件を設定して、索敵する。

 まずはグリフォン。あのグリフォンの長のグループがいたエリアからの移動は察知できない。

「グリフォンの大移動のようなものは見つけられない」

 次に条件をオーガ以上の大型魔獣に切り替える。状態異常も含めてみる。一部に腹痛を訴えている魔獣はいるが、変なものでも食べたのだろう。

「大型魔獣に変化はないようだ」

 次は、オークやゴブリンのような中型魔獣。

「中型魔獣も大きな動きはない」

 次に、ツノウサギなどの小型魔獣。

「小型魔獣も変化はない。ほかに何かあるか?」

「スタンピードの可能性は、ないんですね?」

「今のところな」

「なら大丈夫か。すみません、わざわざ」

「いや、気になるなら、警戒はしておく方がいい。嫌な予感ってのは、バカにできないからな」

「はい」

「メタル・ワームが近付いてきてたりして」とおどけて言うハルキ。

「おい」と叱るエイジ。

「とりあえず、チェックするよ」

 条件をメタル・ワームを含むワーム系に切り替える。

「ワーム系も大丈夫だな」


読んでいただき、ありがとうございます。面白ければ、ブックマーク、評価、リアクションをお願いします。励みになりますので(汗)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。