表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に勇者召喚されたけど、冒険者はじめました  作者: カーブミラー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

851/866

851【グリフォン討伐その十七】

続きを読んでいただき、ありがとうございます。励みになります。


今話は、少し短めです。

 一時間弱で、長の声が長く聞こえてきた。そのあとから、ほかのグリフォンの雄叫びが呼応する。

 オレたちもすでに討伐を終え、収納も済ませていた。


 ***


 グリフォンたちとともに、待機組のもとに戻ると、ラーナが笑顔で手を振ってくれている。

「ただいま」

「お帰り」とダルトン。「無事に終わったみたいだね」

「ああ」

「作戦どおり?」

「まぁね。グリフォンたちに多少のケガはあったみたいだけど、自然治癒で大丈夫だろうな」

「それはよかった。それで、出発は?」

「すぐに出る。その前に、ちょっと挨拶してくるよ」

「準備しとくよ」


 長に近付く。

「おまえたち、手伝い、助かった」と長。

「オレたち、お互い、利益、あった」

「うむ。エサ、確保、楽、なった」

 エサが豊富な土地が欲しかったのかな?

「そうか。では、オレたち、旅立つ」

「おまえたち、遮る、グリフォン、もう、いない。さらばだ」

「さらば」


 オレたちは出発した。オレはラキエルに乗って。みんなはウーちゃんに。


 ***


 その後は、以前のように、何度か一頭だけが上がってきたが、何も手出しはしてこなかった。


 ***


 二度の野営のあと、オレたちはグリフォンエリアを抜けた。

 少しの森の上を行くと、ようやく街道へとたどり着く。


 事前に、ウーちゃんに小さくなってもらい、人気(ひとけ)のない馬車留めに降りた。

「ふう。ここからは馬車移動だね」とダルトンが誰よりも早く口にした。

「まぁ、一服してからの移動にしよう」


 お茶休憩を挟んで、ラキエルに馬車をつなぎ、みんなで乗り込む。

 馬車が動き出すのを待って、ウーちゃんに声を掛ける。

「ウーちゃん、ご苦労様」

「うむ」

「今夜は、お風呂だね」

「うむうむ」と何度もうなずく上機嫌なウーちゃん。

 グリフォンエリアに入ってから、お風呂に浸かれていなかったからね。

 オレたちもだけど。

 それでもお湯を使っての身体拭きはした。肌がベタベタするので。


 夕方前に到着した馬車留めで、野営を張る。

 索敵さんによると、朝までは誰も来そうにないので、小屋を出させた。みんなも小屋の中の方が快適だからな。

 グリフォンエリアという過酷なエリアを抜けたご褒美だ。


 夕食は、中で食べた。野営だとなかなか食べられないくらいの品数だ。ごはんやパンが減るのが早い。あとで仕入れないといけないな。


 お茶休憩。

 ハルキが口を開いた。

「不寝番、どうします?」

「今夜の不寝番はなしだ。ウルフやゴブリン程度なら、結界を張っておけば大丈夫だし、ヤバい相手なら。全員を起こすから」

「いるんすか、そんな相手?」

「オーガの集落はあるが、離れているし、腹は満たされている。おそらく、狩りで獲物を得られたんだろうな」

「それだけですか?」とエイジ。

「ああ。ボアもいるにはいるが、結界で入ってこれないはずだ。焚き火も起こさせなかっただろ。焚き火に反応するかと思ってそうしたんだ。ほかの大きめの魔獣は、このへんにはいないな」

「なら、安心ですね」

「だから、全員、ゆっくり休んでくれ。旅はまだまだ続くからな」


読んでいただき、ありがとうございます。面白ければ、ブックマーク、評価、リアクションをお願いします。励みになりますので(汗)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ