表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に勇者召喚されたけど、冒険者はじめました  作者: カーブミラー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

848/878

848【グリフォン討伐その十四】

続きを読んでいただき、ありがとうございます。励みになります。


昨日は私用で更新ができませんでした。

申し訳ありませんでしたm(_ _)m

二話連続更新します。


今話は、少し短めです。

 お茶休憩をしていると、オレのところに長が近付いてきて座った。

「同じ、距離、飛ぶ。敵、縄張り、ある」

 同じ距離を飛ぶと、敵の縄張りに入るのか。

「わかる」

「境目、オレたち、離れる。いいか?」

 境目まで護衛してくれれば、あとはこっちでなんとでもできるな。

「いい。とても、助かる」

 小さくうなずく長。それで離れていく。

「なんだって?」とダルトン。

「ここまでと同じ距離を行くと、縄張りの端だから、そこまで送ってくれるって」

「ありがたいねぇ」

 ケイナが口を開いた。

「これは邪推だが、送り届けるのは、目的があるからではないかと」

「目的?」オレとダルトンがともに聞く。

「敵の中に私たちを突入させて闘わせ、敵の数を削りたいのでは? そのあとで、襲えば――」

「拮抗していた力が傾き」とエイジ。「犠牲も少なく、縄張りをぶんどれる、と?」

 ケイナがうなずく。

「これだけの数が近場にいれば、私たちの闘いのあとから、追加の攻撃ができる。そこまで考えての行動ならば、あの長はずいぶんと頭がまわるな」

「なるほど」とオレ。「それならここまでの見送りも合点がいくな。最初は、味方の数を減らしたくないのだろうと思っていたが、それだけにしては、聞いてもいないことを教えてきた。まぁ、それならそれで構わないが、相手をけしかける可能性も考えに入れておくか」

「けしかける?」とダルトン。

「ああ。“オレたちは助っ人を呼んできたぞ”ってな感じでな。そんで、“先生、お願いします”とか言って、送り出されるわけだ」

「うわぁ」

「そうなると」とエイジ。「数のバランスが崩れ、優位にことを進められますね」

「そうなるな」

「だったら」とハルキ。「長を捕まえておけば、いいんじゃないっすか?」

「長を捕まえておく?」

「ヘッジちゃんバリアで捕らえて、“変なことをしたら、落とすぞ”とか“敵の中に放り込むぞ”とか言って、脅せば」

「ハルキ、おまえ……」とエイジはハルキを咎めようとして、言い淀み、考え込んで続けられなくなる。

「人質か。何かあるのか、エイジ?」

「あっ、いや……長を捕まえておくのは、いいアイディアかも。その上で、問い詰めて、その気がないのなら、部下を引かせてもらい、その気があるなら……どうしましょう?」と苦笑い。

 そこまでは考えたんだな。

「ともかく、長を問い詰めよう。その上で対処を考える。境界の手前で早めの野営を張ることにしてな。そのまま突っ込むのも無謀だしな。それでどうだ?」

 みんながうなずく。


読んでいただき、ありがとうございます。面白ければ、ブックマーク、評価、リアクションをお願いします。励みになりますので(汗)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ